このレビューはネタバレを含みます
堂々たる現代ゴシックホラーラブロマンスでフランス映画としてまったく違和感はない。ただ、監督が日本人でなければ日本公開はされてないだろうなとも。
開始2分で黒沢清の映画になって、主人公の歩く街が工事現…
このレビューはネタバレを含みます
怖い〜、ギィって開くとびら、ほんとやめよう。。
マリーが途中から死んでるのは観客にはとっても分かりやすいから、最後にどんでん返しみたいのがないのお上品でよい。その分後半の揺れ動くジョンが切ない。
…
素晴らしかった…。
フランスの古い屋敷と温室を歩き回る亡霊。
都市と郊外、生者と死者の間にある愛。
私が魅了されてきた黒沢清作品の色々が詰まって、でも見たことないフランスの幻想怪奇映画。
仄暗いとこ…
『トウキョウソナタ』以降では最高作なんじゃないかね。
フランスで撮ろうが役者やキャストがみんな(?)フランス人だろうがフランス語で喋ろうがあまりに、あまりに黒沢清的だ。従来の黒沢のエッセンスがシン…
このレビューはネタバレを含みます
直立固定された女は如何にして横たわりそして再び直立の姿勢で現れるか。横たわる事は死を意味する。ストップウォッチによる正確な時間測定は死を遅延させ、生死のあわいの中で男達は幽霊、または幻影に出会う。生…
>>続きを読む美しくてゾッとする。おかしくも哀しい。
ダゲレオタイプって写真の撮影技法のことと知らなかったのでステレオタイプの類義語くらいに思ってた。笑
永遠に残したいと思えば永遠に残るけど、生きてる人を狂わせ…
このレビューはネタバレを含みます
黒沢映画の取り調べと人が死んだり殺されたりするところを永遠に観ていたいんですけど、生死の曖昧な境界上でこの世のものとそうでないものが関わる様も永遠に観ていたい
どこの国で誰を使って撮ってもそのお家芸…
黒沢清監督世界進出初作品。
ダゲレオタイプという世界最古の写真技術、これを物語の軸にしたところがうまいなぁと思った。
ダゲレオタイプやモデルを固定させる道具によって、歪んだラブストーリーや、生と死の…
(C)FILM-IN-EVOLUTION - LES PRODUCTIONS BALTHAZAR - FRAKAS PRODUCTIONS – LFDLPA Japan Film Partners - ARTE France Cinéma