世界の車窓から、みたいにただそこをパンして眺めているだけなのにずっと眺めていられるシャンタル・アケルマンの魔法。これまで観てきたベルギーやNYとは明らかに違う旧共産圏のどんよりグレーの景色とほっかむ…
>>続きを読むこのパンニングの具合と独特のテンポで久々にシャンタル・アケルマン作品を見てるって感じ。旧共産主義国家のあっちこっちよりって事で、世界の多くの人の目的地の一つとも言える『家からの手紙』のNYのソレとリ…
>>続きを読む(別媒体から感想を転記)
2023/10/15
ソ連崩壊後の東側の街を、ゆっくりと横移動するカメラで撮り続ける。字幕なし、セリフなし、映像のみ。こういう作品を映画館で観ると、快適な椅子と快適な空調…
これドキュメンタリーか。フィルマークス観て。風なのかと思った。みなさん着こなしいいなぁ。色使いいい。最後の青果店のガキみたいのがこっちみて説明みたいのしてるのが記憶に残る。あの踊りのシーンとかガチな…
>>続きを読むアケルマンのドキュメントは全て委ねられる。横移動による画がずっと観てられる。それまでの共産主義が終わり、急に自由へと放たれる期待か不安か、なんとも言えない空気と表情達。良い画に掛ける要素、毎度そのセ…
>>続きを読む絶対また映画館で観たい
私が見てるのか?見られてるのか?
キッチン
やっぱりアケルマンのキッチンシーン好き
サラミとパンと音楽
女性のチェロ演奏
チェロの音色って豊潤で好き
あんなに高い音まで…
人が地平線に消えてゆく、又は横スクロールしていく画面。個人の家に入り込む衝撃。家事やら子供たちの戯れを目撃してしまうことに躊躇いつつ、絶対的距離を置いて他者を隅々まで凝視できるカメラとは凄まじい発明…
>>続きを読むCollections CINEMATEK - ©Fondation Chantal Akerman