50を過ぎても生足にミニワンピとは流石におフランスのマダムです。
死ぬまで一緒だと思っていた夫から離婚を切り出されても冷静なのは流石に哲学教師らしいです。気ままな母親の介護に振り回されても当たること…
(ザ・シネマでリアルタイム鑑賞)
子供達は独立し、夫と二人暮らし。
夫が出ていき、母が亡くなり、母の遺した猫と暮らす。
完全な自由。
自由って何にも縛られないから、孤独なのか。だから少し寂しいよ…
ドラマチックではないけど映画的
なにかすごいことが起きるわけじゃないけど、なるようになる。
哲学的な示唆とイザベル・ユペールの強さと儚さが良い。
どんなことがあっても未来は来るもので、その時その時…
思えばもうずいぶん長いこと眠りに依存して生きてきた。忘れられないほどいやなことがあったとき、心がつながれたビーズみたいにばらばらに壊れてしまいそうなほど切なくてたまらないとき、怒ったとき悲しいとき、…
>>続きを読む「欲望があれば幸福でなくとも期待で生きられます。幸福が来なければ希望は伸び幻想の魅力が情熱の限り続くのです」遠足当日より遠足に行くまでの方が楽しかったりする。時に幻想は現実を上回る。この世知辛い世の…
>>続きを読む価値観を変えるほどの行動はせず
生き方を変えるほどの思想も持たない
人は欲望があれば
幸福でなくとも
期待で生きられます
幸福が来なければ
希望は伸び幻想の魅力が
情熱の限り続くのです
かくてそ…
見てなかったので今更見ました。
ユペールが哲学の講師。似合います。
夫婦共に哲学の講師、家の壁は本棚で 大量の本が並んでいて、常に花を飾る心のゆとりを感じます。
順風満帆な人生を歩んできた彼女…
このレビューはネタバレを含みます
<俗事に振り回される哲学女史の凛とした生き様>
50代の哲学教師ナタリーにとって信じていた思想は時代遅れになり、添い遂げるものと思っていた夫は新しい愛を求めて家を出て、かつてはモデルとして美しさを…
特に大きな出来事は何も起きないけど、私がこの主人公に魅了されるのは、イザベルユペールに?この役柄に?フランス女性に?自分でもよくわからないけど、夫が離れても母が他界しても誰かに媚びることのない芯のあ…
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