菊とギロチンの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

「菊とギロチン」に投稿された感想・評価

YAZ

YAZの感想・評価

4.7
女相撲とアナーキストの観る

関東大震災直後
昭和30年前後まで実在した女相撲
一座とアナーキスト軍団がもしも
出会ったらの話
アナーキスト実名、彼ら起こす事件
も実名のままです

3時間の長尺も苦にならず面白い。
とてもエネルギッシュな映画で役者が
活き活きと演じてるのを見てるだけで
気持ち良い
自由を奪われている若者達の鬱積した
エネルギーが徹底してポジティブなの
も気持ち良いです

所詮エロだろという偏見に負けること
なく真摯に強くなりたいと女性として
相撲道を突き進む力士達
一方で興行面からの周囲への気配り
苦労もキチンと見せてる

アナーキストは満州国に差別も偏見も
無い平等な世界を夢見る。
実際の彼らが考えていたかは分からない
けど、当時の日本人に満州は夢見る場所
だったのだろうなと想像

朝鮮人への差別的暴力に触れてます
韓英恵はかなりの覚悟が有ったのでは。
震災後の醜い差別、暴力
「天皇陛下万歳!」にはグッと来ます

若さで満ち溢れてる青春映画
タイトル二度出ますが二度目の出し方
が素晴らし過ぎる
似太郎

似太郎の感想・評価

4.0
撮り方が拙い上、台詞も直接的。全編自主制作映画っぽい作りだが情熱とロマンは見えてくる。
August

Augustの感想・評価

3.3
珍しい組み合わせの青春映画
女相撲、アナキストどちらも異端
異端×異端から生まれたのは辟易

ギロチン社は必要なんだろうなー
どちらも魅力的な題材なのは間違いない。
カツカレーで良いところをカツ定食とカレーを一緒に食べているようなぶつかり合い。
分かりにくいかな。

韓英恵さんの演技良き。
逃れてきた女たちの象徴としての女相撲、アナーキストの文士、暴力による既存の(男)社会への抵抗という親和性があるのだろうけど。フィクションで無理にこのふたつを結びつけなくても、史実で充分おもしろい時代だと思う。
ゆうと

ゆうとの感想・評価

3.6
面白いんだけど、いささか長尺。少し疲れたなぁ。この映画を作るにあたって監督も結構な勇気が必要だったんじゃないかな。かなり攻めてるもんね。おいらは好きだよ。東出昌大も花菊の子も十勝川の子も大さんの子も演技がなかなか迫力があった。
はるきくんに見て欲しい。
★★★liked it
『菊とギロチン』 瀬々敬久監督
The Chrysanthemum and the Guillotine

東出昌大&韓英恵

大正末期
女相撲&極左ギロチン社
惹かれ合う熱い情熱

Trailer
https://youtu.be/8UX6CFXgwKk
210624-108
期待していたのだが…
全体に冗長、消化不良感。
あの時代のアナーキストの限界も、女相撲の魅力も出し切れていない。
あんなに早く死後硬直は起こらない。
みやび

みやびの感想・評価

3.3
死後硬直している脚を動かすシーン怖かった
とりあえず相撲始めようかな
女は男からの理不尽な支配を受けるたびに強くなっていく。身に覚えがありすぎて、爆発しそうになる。
女相撲の興行の様子がとても興味深い。
三味線の流しも、相撲甚句などの民謡も、米俵の力比べも良かったけど、浜辺で踊ってる時にアフリカンな音楽と掛け合わせるのは違和感を感じた。農楽かな?
見終わったらぼくらの七日間戦争思い出した。そんな感じ。

実話。大正時代の女相撲とアナキストグループのギロチン社とが交流して革命起こす物語。三時間に及ぶ内容でありながら疾走感が良くて、当時の政府(&災害)によって混沌としていた世界観がしっかり描かれていたと思う。でもその疾走感を意識したせいか、後半につれて中身がどんどん薄くなってて、しまいにはオチが微妙に感じてしまった。タイトルバック面白かったけど。
あとたまに、演劇っぽい場面になってるのが残念。

キャストの演技力は文句無し。とりあえず、飽きないテンポなので太鼓の音に乗りながら楽しめる作品。終盤ムゴいね。
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