菊とギロチンの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『菊とギロチン』に投稿された感想・評価

関東大震災後の貧困に人々が苦しみまくっている大正の日本。 東京では夫から逃げたり、社会的に逃避した末に辿り着いた女たちで構成されている女相撲一座が活動していた。 時を同じくして大阪で今の…

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関東大震災後の混乱から全体主義へと傾倒していく空気感を背景に、「強くなりたい」と願う女性たちと「世の中を変えたい」と願う若者たちの熱い気持ちが女性相撲を介して共鳴し合う物語。一同が浜辺で自由を謳歌す…

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kanami

kanamiの感想・評価

3.3
木竜麻生、渋川清彦が良かった。
重く苦しいテーマだけれど、かつての自国の姿の一部として心に刻んだ。
権力のあり方について考えた。
3時間は長く感じた。
Nove

Noveの感想・評価

4.0

時代が変わる時には、公にされない事件がいくつも起こる。自由に生きるためには、強くならなければならない。地方興行にて全国を巡る女相撲。
当日は、自分の力だけで、生きていける女性の仕事は限られていた。

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木竜麻生さんってすごい注目したくなる俳優さんだなと思う。

口だけの東出昌大もよかった。
だま

だまの感想・評価

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虐げられた弱者の叫び。女性蔑視。朝鮮人虐殺。見捨てられた貧困層。戦争に心を壊された兵士。震災後の混乱の中、それでも懸命に生きる人々の姿が胸を抉る。個性豊かな女力士達の逞しさ。理想を追う男達の脆さ。ど…

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とにかく熱い、みんな叫んでる。でもセリフ聞き取りづらくて展開も鈍く怠いから、熱量の空回りのようでだんだん内容がどうでもよくなってくる。

実在の人物、大正のアナーキズムを描くという意味で、本末転倒だ…

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コミ坊

コミ坊の感想・評価

2.9


表向きは相撲映画。
けど、時代背景と女たちの相撲に対する執着心が噛み合っているように思えず僕にはダメでした。

長尺の割に計算し尽くされてるようにも思えず、どこかの男の叫び口からちらっと銀歯が見え…

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theocats

theocatsの感想・評価

2.4

明確なビジョンと指針なきポエマー監督

なのかなと幾つかの作品を見、本作品で改めてそう思う。

大正末期における女相撲と反政府主義者の絡みという主題的には非常に興味深いものがあったが、瀬々監督による…

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女の子たちはみんなカッコいいのに、男どもには性欲しかないんか?!情けなさすぎるだろ。梅毒にビビるくらいなら真面目にしてろや!無頼気取る器じゃねーぞお前らぁ!田んぼ大爆発は面白かった。
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