長いしあまり興味が沸かない感じ
189分あるので、中々見れなかった作品。
大正時代にあった女相撲興行を題材にしているという事で見たが、反政府を掲げる「ギロチン社」の話が長くて、しかも何話してるか…
大正時代といえば、デモクラシーが開花した時代だと認識されている。
その一方で明治以後、キャピタリズムが台頭して富が偏在し、そのカウンターとして社会主義がプロレタリアート思想を産んだ。
その急進派…
東出の演技結構好きだけどな
杏もよくこんな、荒くれ者みたいな野生児と結婚したな笑
生きるベクトルの世界が違うよな笑
葦谷砲台跡がでてきたけど、
和歌山の友ヶ島も、横須賀の猿島要塞も同じで、飛行機が…
アナキスト集団と女相撲の化学反応は〇。
時間が長く人物の語りも長いため物語のテンポや締まりみたいなものは欠けるものの、その反面「今こそ真っ向勝負で物申さねばならんのだ」という作り手の熱意は感じられる…
とにかく熱い、みんな叫んでる。でもセリフ聞き取りづらくて展開も鈍く怠いから、熱量の空回りのようでだんだん内容がどうでもよくなってくる。
実在の人物、大正のアナーキズムを描くという意味で、本末転倒だ…
©2018 「菊とギロチン」合同製作舎