官憲は上官に媚び、庶民を蹴散らす。
男たちは官憲に媚び、嫁を殴り犯す。
日本人は「菊」の旗の下、朝鮮人を斬り殺す。
本作品は、軍国主義日本の偽りの仮面を剥ぎ取り、その「強きに媚び、弱きを弄ぶ…
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【 相撲人として、人として、女として… 】
強くなりたい。自由になりたい。だから革命を起こす。奇しくも、革命家と女相撲家の思いは根底で同じでした。
暴動や虐殺、取り押さえなど、我が国にも、過…
御託はいい。
「いつかやるなんて、言っているやつのいつか、なんて一生来ない。今しかない。いつだって今しかないんだ。」
このセリフより重要な事なんて無い。とにかくこの言葉を聞き、震えるべき。そして何か…
悲しみ、トゥーヤング。
男ばかりのアナキストのギロチン社の面々は、義憤を暴力によって理想に繋げようとして失敗する。それは若さゆえの生き急がざるを得ない激しい熱。
ブルジョアからカツアゲ。権力の象…
ちょっとギョッとするタイトルだ。花菊とギロチン社って事ですね。 女相撲と実在したアナキストとを上手く関わらせた面白い脚本だと思う。
女相撲の女性達は逆境の中必死に生きようとしていて逞しい。花菊…
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圧巻、何度も鳥肌が立ちました。
男も女も、昔から、よくもまあ、こんなにも理不尽な世の中を、生きづらい世の中を、一心不乱に、傷を負いながら、生き抜いてきたもんだ。
くそ
くそ
負けるな
私もそ…
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廃れてしまって久しい日本の芸能――女相撲興行と、関東大震災にまつわる二つのトピック――朝鮮人虐殺と”主義者”弾圧を掛け合わせた野心作。
タイトルになってるギロチン社のほか、
・ボル派(ボルシェビキ派…
なげー!!
長いことを除くと、とってもいい映画で約100年くらい前?の時代に想いをはせることができました。
見始めてしばらくは、意図がわからなかったのですが
大戦前の軍国主義一直線の日本を舞台に、…
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このノンポリとリベラルしかいない地獄社会で、天皇制批判、アナーキスト、プロレタリアートと女相撲、DVから抜け出すために強くなりてえ女、差別されてるとはいえレズビアン(ゲイではないとこもポイント)を描…
>>続きを読む©2018 「菊とギロチン」合同製作舎