このレビューはネタバレを含みます
過去の自分の回想なのか、夢なのか、白塗りの顔の自分。
奇妙な村と村人、駆け落ちしたかった憧れの人や一人で子供を産んだ女性はまだ人間らしい姿だけど、他は悪夢にずっといるみたいな光景や格好で、訳のわから…
寺山修司監督作品。
寺山修司はこれまで触れることなく育ち、タモリの思想模写でしか馴染みがない人物だった。
「私の少年時代は私の嘘だったのだ」
難解な表現が多く、さっぱり意味が呑み込みきれず、それ…
配信終了間際、滑り込み視聴。
この機会を逃したら一生観ることはないだろうと思って。
自伝的映画。記憶のコラージュ。
原体験は自分の核にも首輪にもなるもの。絶えず美化され続ける過去/作品に改めて…
自伝的でありながらもやはり原体験は脚色されるもので、その虚構性を映画内映画で表現するのがああすごいなと。後半はこれが映画なのかそれとも夢なのかわからないまま進んで終わった。夢の中の自分にとってはそれ…
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お化け屋敷、もしくは見世物小屋の様な映画。
寺山修司の天井桟敷の色が強く、映像は古いものの、まさしく実験的な演出に痺れる
70年代は寺山が流行っていたんだなーとか思いながら観ると感慨深い
ラストの新…
丁寧に作られているのは判るのだけれど、いかにも70年代的な展開に辟易してしまい、集中してみる事が出来ませんでした。
色々な意味で、寺山修司が時代を引っ張っていった人だというのは作品を見るとよくわか…