キャッチコピー
あの時、ドアを開けていれば――。
配給:ビターズ・エンド
映画感想レビュー&考察サイト
「Cinemarche-シネマルシェ-」
https://cinemarche.net/s…
2019.12.13
#107
第19作
パンフレットで、医師でエッセイストの海原純子さんは、この映画が葛藤を描いていて、そのキーワードに身体表現とタバコを挙げておられる。彼女のエッセイを読む…
もし彼女が正義感の強い人間じゃなければ、罪悪感を感じることがない人間だったなら、この物語は生まれることはなかったかもしれない。細い糸のほころびを手繰り寄せながら、謎を掘り起こすかのように展開する。事…
>>続きを読む顔を奪われた人間の救済を試みようと彷徨を続ける姿を前にして、なんだか「わたしは、ダニエル・ブレイク」の裏返しであったようにも見えてしまう。あの映画が連帯の中に救いを見出す物語であったのに対して、この…
>>続きを読むドアを開けなかった罪の意識から若い女医が粘り強く身元不明の少女の名前を探し出そうとする姿を追う。サスペンス的な要素が強いけど、この映画の面白さはもちろん事件の真相明かしではない。
医師だからこそ見つ…
静寂の中で淡々と物語が進行していく
その淡々さの底に敷かれている重厚な人間ドラマ
ダルデンヌ兄弟作品の真骨頂がしっかりと反映されていました
仕方ないよなあと割り切るのも、それを罪悪感として抱え…
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