ブリュッセルの暑い夜から夜明けまで。
眠らない何人もの女と男が交錯する。
男に電話をかけてワン切りするとタクシーで男のところへ向かう女(オーロール・クレマン)。
バーで待ち合わせたカップルの抱擁を…
シャンタルアケルマン映画祭にて。
本作は芸術作品である。映画でしかなし得ない美しいショットが散りばめられている。
夜と青と光が織りなす抒情的な世界観は、作中で描かれる男女の出会いを、より官能的で…
ドラマが起こるのはいつも夜なのかな?と思ってしまう。
たくさんの抱擁。ロマンティックなことだけではない。男と女が踊る。世界の終わりと錯覚してしまうような濃密さで…。
【こっそり宣伝】シャンタル…
あらゆる人々の一瞬を切り取り張り合わせたみたいな一晩の出来事。
ドア(窓)を開けて、出会って、抱き合って、たまに踊って。本当にそれの繰り返しでビックリする。
それだけなのにビックリするほど面白い。
…
夜が在り在りと夜であるとき、眠らないカップルがそこかしこで愛をやりあっている。言葉や思考より先に身体がやってくるような愛。待ち合わせ、すれ違い、抱き合い、踊り、あるいは別れ、寄り添っては夜に消えてい…
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ある一夜の物語なんだろうか。街の中で様々な形で男女が共にいる。出会い、別れ、駆け落ち、待ち合わせ、待ち伏せ、お出かけ、等々。彼らの一瞬のような、永遠のような時間を、濃く深い闇が包み込…
超絶大傑作。アケルマンの夜闇は非常に深い。その暗がりに人が抱き合い、寄り添っては歩いて消えていく刹那的な美しさ。皆大好き一夜ものでもある。
人が窓や扉を開閉し、抱き合うショットを繋ぐだけで映画は成…
ブリュッセルの夏の暑い夜。眠らない人々は愛を求め、様々な場所で様々な男女が抱き合う🥺💕そして朝がやってくる
字幕がね、めちゃくちゃ少ない。抱き合えばそこに言葉なんていらないわけだね
コツコツと、静寂…
このレビューはネタバレを含みます
いくつもの好きなシーンがあった。例えば、電話を掛けようかどうしようかと部屋をウロウロするところ、ダイヤルを回して相手に繋がってもすぐに受話器を置いてしまうところ。誰かを待っているのか、家の外で行った…
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