かろうじて最終日に滑り込み。観られて良かった。。
『人は認識したものしか見ていない』
真っ赤に染まったキャンバスと娘・ニカの赤いコート(シンドラーのリストの赤いコートの少女を彷彿とさせるシーンも…
ロシア語と、あとポーランド語についてはあまりにも未知ゾーンだな。彼らの名前ってなんでこんなに暗号っぽいんだろう。ストゥミンスキ…キェシロフスキ…と思いきやニカとかアンナとか、可愛い〜。いつか勉強して…
>>続きを読むとりあえず記録。
世界的に評価されていたポーランドの画家ストウシェミンスキ-が、第二次世界大戦後の社会主義による前衛や自由な芸術思想、表現、活動への圧政の中迎えた晩年が描かれ、怒りよりも哀しみに打…
冒頭の絵を描く学生たちと片足の教授のほのぼのとしか絡みから一転して重苦しい展開が最後まで続いた。
純粋な芸術家が思想家として弾圧を受ける時代の教授と彼を慕う学生たち。
教授には別れた妻と愛娘がい…
久々です、こんな感覚。
僕自身の思想の偏りが少なからず影響しているのも原因の一つかもしれませんが、こんなにも感情移入して見た映画は初めて。
悔しくて悔しくて堪らなかった。
撮影全般が素晴らしい。
…
・芸術家を殺すには、中傷か黙殺の2つの方法がある
・どちら側だ?"私"側だ
・私が思っていたより情勢は悪い
・大臣は芸術とは何だとお考えか?芸術と政治の境界線を曖昧にしている
・私の小説は出版されな…
傑作。
何故いまこの時代にこの作品をつくったのか、何を伝えようとしたのか考えさせられる。とても緻密。
学の無い人が権力をもってしまった地獄のような世界。
ピントのぼかし方とか、色の使いかたが印象…
最初のシーンくらいじゃないかな、幸福感のある山でのシーン。
そこからの鬱屈とした街のシーンと対照的。
赤いコートが黒く変わる。
遺体が片付けられた後の病院のシーツ。
見えなくなったものを見る、居…
ユーモラスなはじまり。ストゥシェミンスキ教授の主張と人生は一貫していた。反全体主義のテーマがなぜ今なのか、じっくりと浸透して行く時間だった。自由に表現が出来ることは幸せなのだろうかと考えた時、芸術家…
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