1919年の革命時に英雄だった前衛画家が、1952年に反体制として野垂れ死ぬまで。富も名誉も未来も、希望さえ奪われても、お前を餌付けしようとする手から飯は食うな。アンジェイ・ワイダのラストダンス。美…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
歴史ってなんなんだろうなぁ、、誰がその流れを決めてるのか。
主人公はかつて革命を信じていたと言っていた。かつて、ということはもう信じていない、ということだろう。彼だってある時代には別のイデオロギーを…
冷戦下赤い色に染められて行くポーランド
その時代に 祖国を捨てる事をせず留まり続けて映画に向き合ったワイダ監督だから作れた最後の作品だ。
同時代のポランスキーは早々と祖国を後にし、上手に?時代を乗り…
なんとゆう不条理。自由な表現による芸術の無限な可能性を、時の政治思想によって圧迫され捻じ曲げられるさまに深い悲しみと憤りを感じた。それでも最後まで自らの芸術に対する信念を貫き通したストゥシェミンスキ…
>>続きを読む映画で近代史を学ぶことは多い。
最近見た「ハクソーリッジ」とほぼ同時代(沖縄戦1945年)、ポーランドではソ連のスターリン主義が浸透(ポーランド統一労働党が結成1948年)する。
監督アンジェイ・ワ…
90歳で亡くなったポーランドのアンジェイ・ワイダ監督の遺作で、実在の前衛画家ブワディスワフ・ストゥシェミンスキの生涯を描いた伝記ドラマ。第二次大戦後、ソヴィエト連邦の影響下におかれたポーランドで、政…
>>続きを読む残像
オープニング・エンディングが、すごくおしゃれ
でもオープニングとエンディングで全然違う。
ニカが可愛い。芸術家の夫婦の間に生まれると、ああいう娘に育つのかな、っと思いがち。
父親失格ともい…
前評判も、内容もあまり確認せずに鑑賞。観て良かったと思った。誘ってくれた友人に感謝。
舞台は1940年代後半のポーランド。スターリン主義が浸透していく国の方針に対し著名な画家であったヴワデイスワフ…
私は、絵画は好きか嫌いか
と言う見方しかしていないので、
それが政治的思想に云々…という当局の解釈は、正直全く解らないのだけれど
解ったことは
自由に物がいえる、好きなことが出来る大切さだ。
「今…