穏やかな本当にいいストーリー。皆名演技。
黒人のお姉さんの訪問も、退役海兵隊員との話しも、本人が吹くブルースハープの音色も、コンビニのおばさんの息子のフィエスタで唄う歌も、陸亀に執着するのを辞めた話…
とりたててこれといったストーリーがないにもかかわらず、最後までみせてしまうのは、ハリー・ディーン・スタントンが重ねてきた年輪のおかげでしょうか。
何気ないひとことにもすごい重みを感じる…ような気がす…
このレビューはネタバレを含みます
2018.3.18 新宿シネマカリテにて。
日曜日とはいえほぼ満席というのは意外。ハリー・ディーン・スタントンのファンが大勢いるとは。
トム・スケリットが出て来て目頭が熱くなったねえ。「ノストロモ…
多分この映画をみた誰もがそれに対する答えに辿り着けるものではなくて、むしろ悩まされてるんではないかな。だってそんなこと、他人事だと思ってたでしょ?自分がまさにそうなるだなんて、日頃ここまで考えないで…
>>続きを読む退屈で、理解しづらい。
なのに少し心地よくもある、不思議な感覚です。
予想していたような、老人が人生を見つめ直す、『人生は美しく素晴らしい!』といったものでは無く、
とりとめなく、静かに
「ひと…
これまでの集大成であり自分自身の話でもある、こんな作品で最後を飾れる役者がどれだけいるのか、と思う。
"孤独と一人は同じじゃない"
という映画のキャッチも、ハリーが過去のインタビューで発した言葉だ…
ハリーディーンスタントンというか自分にとってはトラヴィスでしかない。
もうパリテキサスとパターソンを意識せざるを得ない。
なんというか既視感めちゃくちゃあるというかあらゆる名作のいいとこどりとい…
ハリー・ディーン・スタントン 最後の主演作。
映画監督であり盟友 デヴィッド ・リンチも出演。
孤独な心に突き刺さり、そして同時に光と温もりを与えてくれる映画。淡々とした展開のため、好き嫌いはある映…
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