集団心理の気まづさから恐怖に変わる瞬間や、
一つの過ちからすべてが崩壊していく模様をコミカルに描いている。
男女や貧富の差別をここまでハッキリ見せられると一周回って観察したくなるというか、怖いもん見…
「ザ・スクエア」は信頼と思いやりの聖域です。
美術館を舞台に風刺、皮肉に満ちたエピソードの数々で贈るブラックコメディ。
いきなり物乞いを無視する人々の姿を淡々と写して、居心地の悪くなるような場面が…
本物の社会風刺映画
よくある社会問題や道徳的にもやっとする場面に焦点を置いて問題提起するだけの映画とは一線を画する
格差という問題に物乞いや中流階級の見栄などの分かりやすいモチーフで切り込みつつ、薄…
(修正、転載)
「ザ・スクエア」とは、だいぶ要約すると「額縁」のことで。
額縁のなかに収めてしまえば総てはアートとなり、その存在は尊重され、意味と理由を考慮された上で平等に格付けされる。
…
美術館ボスの男は巧妙な手口で財布とスマホ、カフスボタンをすられる。
スマホの位置情報からアパートは特定され、13階建ての一室一室強迫状を配る。普通だったらカットするだろう。
カフスボタンは盗まれ…
公開時に劇場で観たのですが、「逆転のトライアングル」のために配信で再び観ました。
全体的に淡々としながらも、長々続く押し問答やらモンキーマンのシーンやら、会話する背景でガラガラと崩れる山積みの椅子…
『フレンチアルプスで起きたこと』が好きで、幼児のいる人に勧めているから、この作品も期待大で見た。
この監督、相変わらず、突いてくるな。触れられたくない部分を。
知性と教養でうまく隠しているものの、…
ずっと居心地の悪い映画だった、、、でも新しいタイプの映画で嫌いじゃない
お気に入りシーンは、パーティで猿が手に負えない感じになってみんなが目を合わせないようにするのと、主人公が男の子に謝ろうと電話し…
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