女であることに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『女であること』に投稿された感想・評価

川島雄三やはり面白い。
オープニングタイトルバックに丸山明宏登場。それでこの映画の概要をわからせて、しかもわしを前のめりにさせるそのセンスに脱帽。
女に振り回される男たちと周囲のブラックみのある滑稽…

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川島雄三監督のこれ以上ない豪華キャスティングに恥じない女の本性剥き出しの激突が炸裂した傑作。弁護士森雅之と妻原節子は、周囲が羨む円満夫婦だが、10年の結婚生活で子が産まれず、森が弁護する死刑囚娘香川…

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弁護士一家に引き取られた殺人囚の娘(香川)。そして家出娘(久我)が引き起こす波.お転婆久我、香川のやさしさ。原の気品。東宝の川島最初の作品にして最良作。川島は「ダイジェストに終わってしまい、申し訳な…

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Terrra
4.6

女と女、女と男、男と男…属性に関わらず人間関係の土台となる憧れ、聖性、嫉妬、醜さ、駆け引きのすべてが詰まっている。

"まだ子供だから…"ではさすがに看破できない久我美子のシステムクラッシャーぶりに…

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4.3

カメラワークは美しく、まるでヌーヴェルヴァーグの如く。色気が凄まじい映像は同時に、あまりに雄弁であり、内容含め飽きは来ない。
途轍もなく説得力を持ち、強烈。
女であることの享受されるべき自由さとそれ…

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あ
4.3

このレビューはネタバレを含みます

2階が玄関で1階が居間という間取りの家が非常にいい味を出している。ジェンダーロールを逸脱しようとするも「女」ということを選択し、去っていく久我美子…!不穏過ぎる原節子と、肝心なとこでダメダメな三橋達…

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妖艶に歌う丸山(美輪)明宏のオープニングではじまり、うふふと仲睦まじく絡む原節子&森雅之、不穏すぎ。嫉妬深く見栄っ張り、それでも幸せを求めようとする女たちの生き様。原節子と久我美子のキスシーンや、原…

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久我美子が凄まじくイッラーッとさせつつ、一番自分が女であることを憎みながら女を体現している存在で、自分が制御できないことに同情を覚える。原節子は他の映画でも、若い娘の積極性にじっとりとした嫉妬の表情…

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fam
4.1

おもしろ。。。
女というものがめっちゃリアルに描かれてる感じするなぁ、、
女同士の感じとか、そこに男が入ってきてる時の周りの感じとか
最初の美輪さんもめっちゃいいし

写真撮る人とりすぎ

ジャンプ…

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A
4.3

田中澄江+井出俊郎×原節子というと似たプロットで成瀬巳喜男が撮った『めし』を連想する(こっちの久我美子は島津雪子の何倍も凶悪だけど!)
香川京子と久我美子の二項対立といい昭和の恋愛群像劇によくある感…

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