このレビューはネタバレを含みます
2階が玄関で1階が居間という間取りの家が非常にいい味を出している。ジェンダーロールを逸脱しようとするも「女」ということを選択し、去っていく久我美子…!不穏過ぎる原節子と、肝心なとこでダメダメな三橋達…
>>続きを読む妖艶に歌う丸山(美輪)明宏のオープニングではじまり、うふふと仲睦まじく絡む原節子&森雅之、不穏すぎ。嫉妬深く見栄っ張り、それでも幸せを求めようとする女たちの生き様。原節子と久我美子のキスシーンや、原…
>>続きを読む久我美子が凄まじくイッラーッとさせつつ、一番自分が女であることを憎みながら女を体現している存在で、自分が制御できないことに同情を覚える。原節子は他の映画でも、若い娘の積極性にじっとりとした嫉妬の表情…
>>続きを読むおもしろ。。。
女というものがめっちゃリアルに描かれてる感じするなぁ、、
女同士の感じとか、そこに男が入ってきてる時の周りの感じとか
最初の美輪さんもめっちゃいいし
写真撮る人とりすぎ
ジャンプ…
田中澄江+井出俊郎×原節子というと似たプロットで成瀬巳喜男が撮った『めし』を連想する(こっちの久我美子は島津雪子の何倍も凶悪だけど!)
香川京子と久我美子の二項対立といい昭和の恋愛群像劇によくある感…
神保町シアターにて鑑賞。
神保町シアターで開催中の『川島雄三監督特集』で鑑賞。
殺人容疑で被告となっている男の娘を自宅に預かる弁護士夫婦。そこに、家出娘も居着いてしまって、妻の過去の男との再会など…
異様。ちょっとブニュエルの映画観てるみたいだった。ジェット戦闘機の轟音に始まる謎のサウンドスケープとか、玄関だけが2階にある家とか、原節子と森雅之の正面切り返しとか諸々ヤバいが、何より家庭クラッシャ…
>>続きを読む「美輪明宏の歌、おーんなーとは〜それは〜」
二子玉川に住んでいる弁護士夫婦の家に居候している死刑囚の娘の香川京子と突然関西から来た友人の娘の久我美子が、繰り広げる四人の愛憎劇。
オープニング…
原節子と森雅之が口論するシーンで、家の廊下や居間をジャンプカットで繋ぐ、恐るべき演出がある。そもそも2人の会話の撮られ方が全然普通じゃない。また、夜遅くに帰ってきた久我美子が原節子にキスするシーン。…
>>続きを読む川島雄三の幅の広さを痛感する。
号泣しました。川島作品でこんなに泣いたのは初めて。
オープニングの丸山明宏が全て物語ってる。「女であること」ということを繰り返し問いかける。切ない。
女である、男であ…