初のフィンランド映画。
言葉の少ないこのテンポとシュールさは好きかもしれない。
笑っていいのか、いまいち分からない部分もあるけれどね。
アレッポから逃げてきて、生き別れた妹を探す男性。難民申請をす…
んん?これも書いてなかったか。
この映画はユーロスペースで35mmフィルムで観て、アキ・カウリスマキの映画を初めて劇場で観た作品
所々なシュールな場面とキャラたちの関わり合いで、なんだか気持ちが…
21世紀作品とは思えないような素朴なビジュアルはフィンランド作品だから……という訳ではないところが、既にカウリスマキ監督のマジック。
実はミュージシャン以外全員素人なんじゃないかと思える朴訥のなかに…
カウリスマキはいつだってこう言う人達に焦点を当てる。
独特な芝居、役者、照明、テンポ。
皆んないい顔してる。じっくり顔を見せてくれる。
現状こんな事になってるけど、希望は捨てない!という願い…
北欧のおとぼけシュール感、クセになるよねぇ~。
難民という重いテーマ、カーリドの悲惨な生い立ち、それでも暗くなり過ぎず、なんならちょっぴりクスッとしてしまうような不思議な空気感。
登場人物たちの…
シュールだ…
かなりシリアスにタイヘンな状況なのに全員であさっての方向のボケかましとる
一生懸命なほど滑稽、でもホントに一生懸命、そして温かい
最後あんなんで大丈夫なんやろか、心配
左利きのギタリ…
彼らが貴方に何をしたの?
ただ安心して暮らす事が贅沢な望みなの?
移民や人種、宗教、歴史、そんな理由で人は迫害されなくてはいけないの?
歴史は決して曲げてはいけない。過去に先祖…
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