人情と国際的問題が描かれながら、アキ・カウリスマキの独特な世界観で、重い気持ちにも、ウェットな感じにもなる事なく、さらっと観終わった。
登場人物全員が、動き少なく無表情だが、優しさが伝わってくる。…
せつないけどやさしい。
希望の光で包まれたあったかいお話。
底を見ればキリがないから上を向いてあるこうとユーモアを大事にするカウリスマキがやっぱり好きだ。
鼻の奥がツーンとしてほろほろ泣いた。少…
フィンランドの映画だからフィンランドの街並みなど期待したらそれほどでもない。
シリアやイランからの難民問題と、レストラン経営者の交わり。
銀熊賞ってこういう世相的な映画に与えられるのでしょうか。
最…
同じ問題でも、もっとシリアスかつ感動的にする監督もいるんだろうけど、淡々と描いていたのが素晴らしかった。祖国の曲を聴く難民申請を待つ人々も、宿を確保してもらった主人公も、抱きしめ合う兄妹も、みんな真…
>>続きを読む 独特な調子、雰囲気があります。
重いのに軽く、深刻なのに淡々と、そして人々はほとんど無表情。
もちろんレストランから寿司屋への衣替えは笑えます。
「ル・アーヴルの靴みがき」では登場人物たちが…
社会的な問題をコミカルを交えて伝えている。
しかし、温かい人たちの描写が素晴らしい。
そして、自分の意思を持って生きてゆく大切さを強く感じる。
とても不思議に感じたのは、温かい人たちが、彼や彼女…
© SPUTNIK OY, 2017