いかにもカウリスマキというタッチで、そのいかにもという所で評価したりする人もあるんだろうけど、でも本当の所はどうなのよと聞いてみたい。カウリスマキタッチというのは一歩引いた所で熱を冷まして描いていく…
>>続きを読むアキ監督は人間に優しい気がする。生きていることに丁寧。
今作は明るめの音楽が入るものの無音がなぜか良いのはさすが。それでいてスシを入れてみたりユーモアもかかさない。
主役が山田孝之に見えてしまっ…
普通のできごとをちょっと視点を変えて面白くしたり、
ドラマチックなできごとを必要以上に過剰に描かずにそれが余韻として残ったり、
自分が映画を観たい理由が詰まっていて観終わった後すごく満たされた気分に…
ジャポニズムじゃないけど、ヨーロッパの日本に対する美意識はほんとうに興味深いな。フィンランドでいらっしゃいませなんて面白すぎる。そういえば《かもめ食堂》もフィンランドで日本のお店を流行らせる話だった…
>>続きを読む最後の主人公の表情の解釈に戸惑ったんですが、悲壮的なシーンは淡々と語るだけ、感動的なシーンは表情を写さない、など、ドラマチックな部分をドラマチックに描きださないところが心地よかった。あっさりめだけど…
>>続きを読む主人公が山田孝之に似てます。
それはともかく、カウリスマキ独特の笑いが随所に溢れています。
真面目に作っているんだけど、ふざけている。
この絶妙なバランスが本当にすごい監督ですね。
絶対に観…
© SPUTNIK OY, 2017