希望のかなたの作品情報・感想・評価 - 6ページ目

「希望のかなた」に投稿された感想・評価

寝てしまった。
それまでといえばそれまでなんだが、決してつまらなかったわけではない。
大人はつまらないからといって寝たりしない。それは子供だ。
退屈な会議、無意味な打ち合わせ、つまらないけど寝たりしない。
ではどういうときに人は寝るのか。心地いいときに寝るのではなかろうか。あったかい、気持ちいい、リラックスしてると眠くなる。だから、つまらなかったわけではない。
けどやっぱり寝てしまったのでレビューはできない。
石

石の感想・評価

3.0
この"常温"感がたまらない。
難民問題についてわかるようになっており、決して明るく報われることのない話だが、極端に暗さと悲しみを煽ることもない。現実的な絶望がわたしの心に薄ら漂い続ける虚無感と共鳴する。
川べりのラストシーンに至る頃には自分も完全に映画の一部になっていた。
わたしの体温と溶け合って、ひとりで毛布に包まっているような心地になりました。

何度か声に出して笑ってしまう箇所もある。
音楽との距離感もいい。
ワサビに驚愕。
壁に掛けられたジミ・ヘンドリックスの肖像が気になる。
misaki

misakiの感想・評価

3.5
早稲田松竹にて
「犬ヶ島」との二本立て鑑賞

難民、紛争、宗教など現代の国際問題が主な内容。どうしようもない感情とか、悲しいことがあっても必ずしもいいことが起きるとは限らない。
明るい内容ではないが、深刻すぎる風には描いていない。
いい人もいれば悪い人もいるし、様々な考えがあり、人に合わせる必要もないと改めて思えた。
RYUYA

RYUYAの感想・評価

4.0
「ユーモアのない映画は、すなわち死である」

これは僕の名言だが、この今考えた僕の名言で言うと、この映画はめっちゃ生きていた。死神すら座頭市にさせてしまうほどの生命力の塊。

路頭に迷った難民の青年が、何をやっても流行らなすぎるレストランのオーナーに拾われて働く。
シンプルなストーリーでシンプルなメッセージをシンプルに伝える。巨匠ってなんか、みんなそうなってくね。塩だけで食う、みたいな映画、1番いいよね。

カメラのかなたに小津が見えたね。
やす

やすの感想・評価

2.2
全く良さがわからなかった、、、びびるくらいつまらなかった。山田孝之こういう映画にもでるんだね
シリアのアレッポを逃れ、難民としてフィンランドに辿り着いた青年カーリドとフィンランド人老年男性の交流を描く。
「ヨーロッパにおける難民問題」を念頭に観たものの、それだけに留まらず映画としての滋味が溢れていて本当に観てよかった一本だった。

難民として彷徨った末のカーリドと妹ミリアムの言葉には想像力を掻き立てられ、新聞やニュースを見るより胸を揺さぶられるものがあった。島国の日本において、この問題がここまで琴線に触れてくるのは稀なことかもしれない。

移民と国民。差別される側とする側。その両者の間にたゆたうようなムードたっぷりの音楽たち。居心地の悪い互いの溝を埋めるように鳴り響くビートは“音楽のまえでは皆平等”なのだと発しているようだった。

まさかの「スシ」(というかワサビ⁉︎)ネタは思わず笑ってしまったし、それと静的なやりとりに潜むユーモアにも、作品の根底にじわりとある人間的な優しさに自然と気持ちがほぐれた。カーリドとヴィクストロムが出会い、帆が風を受けたように進む展開は心強くさえあった。

混迷のなかにある問題に真っ当な視点と希望を持って切り込むとき、映画の力はなんて強いんだろう。こういう映画の在り方っていいな。
色彩がめちゃくちゃ好みで、どのシーンもすごく絵になる…
フィンランドに抱くイメージ通りのあの薄暗さと薄汚さのレストランがすごく良い、ほんとうにフィンランドはあんな感じなのか?

少しクスリとするシーンがあったりして、わかりやすい感動的なシーンはないけど心に残る作品だった。地味だけど好きだ。
誰も善意ぶってなくて、ただ当たり前のことをしているだけ、みたいな感じがすごくよかった。

主人公の人、山田孝之という人もいるけど私は妻夫木聡かと思った(笑)とにかく日本人的な顔すぎて、ミリアムが妹という設定がなんだか変な感じだった〜
ゆ

ゆの感想・評価

3.6
音楽がどれもこれも最高だったな。
静かにちょっとのっぺりと映画が進んでいくのが心地よかった。誰も必要以上に話さないし、笑わないけど、だからこそ些細な表情の変化が丁寧に描けるのかなと。

あとは主演の人が山田孝之さんに激似であった。。
Hana

Hanaの感想・評価

4.5
酒・たばこ・音楽・食
作中で扱われる文化と趣向品は宗教や国が違えど、人と人の共通項になり得るのが観ていて心地良かった

淡々と進む感じがまたよかった!