このレビューはネタバレを含みます
セーヌ川の畔に住む市井の人々の1日の出来事を紡ぎ合わせ、夜にはそれぞれ独立した挿話が1つに絡み合っていく話術のうまさ。
猫のミルク代を恵んでもらう為1日中街を彷徨く老婆。八百屋の幼女は学校の通信簿を…
ストライキパパ、貧乏猫屋敷老婆、殺人芸術家、上京田舎娘、あがり症医師、おバカ少女、それぞれ濃いキャラのバラバラな人生が、ある時交差して収斂していく。パリを1人の主体として、小説のような口調で語られる…
>>続きを読むパリを俯瞰するカメラワークで始まり終わる。
主人公は一般市民の人々。彼らのある日常を切り取ったものだが、町を騒がす事件が起こる…。
そんな事件に関与(?)している人々の様子が細かく描かれていて…
パリ200年祭を記念して作られた群像劇。フランソワ・ペリエの感情のこもったナレーション(狂言回し)により、猫好きの老婆ペリエ、八百屋の少女コレット、モデルのマリーと恋人の医学生ジョルジュ、マリーを訪…
>>続きを読むこれ1951年の作品なのか〜と改めて驚いてしまうくらいカメラワークや編集が面白かった。
結末は好きじゃないけどパリのあらゆる要素が詰まっててかつ綺麗にまとめてるなぁという印象で、ナレーションが少々う…
35年程前にNHKの世界名画劇場で観て感動 録画したβのビデオを何度も観直してました、当たり前の様に名匠だったデュヴィヴィエも今では賛否あるようで評価に変化が出て来てますが 否の方々って何が不満な…
>>続きを読む1951年 仏 ジュリアン・デュヴィヴィエ監督
パリ200年祭を記念して作られた群像劇。モノクロ。
パリのとある深夜からの24時間。
"すべては運命が決める"という(ちょっとクドめの)ナレーシ…
「パリ二千年祭」を記念してパリ市から依頼を受けたのがこの映画だと言う。
いくつかのエピソードが、パリに住むさまざまな人々を結ぶ作りになっていて、あっという間に見てしまった。
土曜日の夜明けから日…
パリ、巴里、Paris〜〜〜!
古き良き下町なパリがあちこちに。それぞれの人生が交差する。お見事!
ムフタール通りの八百屋の上のおばあちゃんと猫と少女のエピソードがたまらん。
石井好子さんがタイトル…