このレビューはネタバレを含みます
事実を基にしてるなら面白かったろうに、創作でこのプロットは御法度レベルでダメではないかな。
まず、主人公が死んではいけない。
とにかく、彼が金に目覚めてからは物語がよれまくってて、面白くもなんともな…
半分くらいまで、
一体何を見せられてるんだ
って気持ちになってたけど、
ローマンが偉業を成し遂げるとかではなく、
彼が主義を持ち、捨てて、再度主義のために生きるべくツケを払う決意をする話だった。
…
法廷物のストーリーで、信念がキーパーソンになっている映画。ストーリーは非常に地味で会話劇が中心であるが、1人の人間の正義感と信念が観れる映画。
法律物なので専門用語的な部分で一般人にはわかりににくい…
知的なこだわりの強い弁護士が、不器用なまっすぐさで、折れてしまう。
それを今までたぶん支えてきてくれた同僚の、突然の病気・死で、大きな間違いをしてしまう。
デンゼル・ワシントンが、このシナリオを引…
「自分が被告であり原告なんだ」
おそらくは『フィラデルフィア』以来の弁護士役のデンゼル・ワシントン。てっきり法廷ものかと思ったら違った。まさに『ローマンという名の男』の物語だった。
ローマン…
デンゼルワシントンの演技はすごい。
ただ全体的にサラッとしており、もう少しドロッとした展開を期待していたので物足りない気持ちになった。
誰かに良い影響を与えることは難しいが、ローマンはそれを成した。…
このレビューはネタバレを含みます
"過ぎたるは及ばざるが如し"
救いが無くキツイ作品でした。
正直者は馬鹿を見る、のに愛想がつきて不正義に転向するもやっぱり馬鹿を見る、という救いの無さが哀し過ぎます。
さらにそれとは反対に不正義金…