【神聖バカは分かりにくい】
英語で言うホーリー・フールのお話です。
少し足りない人間のほうが、なまじ悪知恵がはたらく凡人や小悪党より神様の意にかなった人間である、ということ。
そしてホーリー・フー…
イタリアの山奥にある一見のどかな村で、まるで中世の奴隷のような暮らしをしている小作農達。純朴な青年ラザロと村人達は、ある騒動を経て従来の暮らしから解放されることになる。しかし、彼らを待ち受けていたの…
>>続きを読むだんだんラザロの存在が怖く感じてしまったのは、汚れがない姿を信用できなかったのと、彼が傷を受けて変化していく様は見たくなかったからだと思う。厳しい生活の様子の生々しさと、ラザロの存在というファンタジ…
>>続きを読む2022年
124本目
「幸福なラザロ」
小作人として働いていた村人が実は侯爵に騙されてただ働きしていた
主人公の名前がラザロ
小作として生きていた時と街中で仕事もなく身を寄せ合って生きている状態…
白痴とある種の善は表裏一体だと感じた。
そうでないと信じられないことはこの世には多く、大人になるにつれその性質は失われていく。
満たされない人間の卑しい表情は、見ていて気持ちのいいものではないけれど…
ラザロが病気になった時の仲間の小作人たちの冷たい態度がひどいです!
いつもラザロに頼っているのに
それだけ余裕が無いって事かな?
仲間を思いやれない余裕のない搾取される暮らし
ナレーションが宗教的…
現代に現れた〝聖なる愚者〟ラザロ、彼が辿ることになる数奇な運命を寓話的に描いた幻想譚。
カンヌで何かの賞を取ったということで今回鑑賞してみました。
まあやりたいことは分かるし、この不思議な世界観も嫌…
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