【神聖バカは分かりにくい】
英語で言うホーリー・フールのお話です。
少し足りない人間のほうが、なまじ悪知恵がはたらく凡人や小悪党より神様の意にかなった人間である、ということ。
そしてホーリー・フー…
人の身勝手さをまざまざと見せつけられたような気がします。
イタリアの片田舎の村。違法に労働搾取されている小作人たちと、その中でもさらにいいようにこき使われている青年ラザロ。
「搾取されている小作…
この映画はマジック・リアリズモなのか、それとも聖人復活の物語なのか。宮澤賢治の“雨ニモ負ケズ”の語り部のような浮世離れしたイノセント・ボーイをとおして、女流監督アリーチェ・ロルヴァケルは何を描こうと…
>>続きを読むイタリアの山奥にある一見のどかな村で、まるで中世の奴隷のような暮らしをしている小作農達。純朴な青年ラザロと村人達は、ある騒動を経て従来の暮らしから解放されることになる。しかし、彼らを待ち受けていたの…
>>続きを読むラザロは、キリストの友人で死から蘇った人物の名前。
「夏をゆく人々」のアリーチェ・ロルヴァケル監督が“もし聖書のラザロが現在に生きていたら…”という寓話をイタリア社会にはめ込んで作ったとても異色作品…
聖書を読んだことはないけれど、ラザロという存在は深く心に刺さった。綺麗な瞳ってああゆう目を言うんだな。ラザロの見ている世界は、この映画と同じような世界なんだろうか。同じ考えを持つことなんて不可能だけ…
>>続きを読む優しさと利用されてる都合のいい人って紙一重だなって思った。
「あの子って本当に良い子だよね。お願いしたら課題見せてくれる、なんでも教えてくれる。」みたいな発言してる知人がいたんだけど、それって完全…
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