存在のない子供たちの作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 594ページ目

『存在のない子供たち』に投稿された感想・評価

花梛

花梛の感想・評価

4.0

ドキュメンタリーに限りなく近いキャスティングなんですよね。主役の子は実際難民できちんとした教育は受けられてなくて、栄養が足りてないから標準よりも小柄で……。
もう辛い事しか起きない。子供なのに毎日仕…

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昨年の『判決、ふたつの希望』に続いてレバノンから衝撃作が再び。

裁判を通して12才の少年が両親を訴えた理由が徐々にわかるが、彼が直面してきた過酷な現実に言葉を失う。
日本とは比較のしようがない想像…

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ゆうり

ゆうりの感想・評価

4.5

しんどい話
暫定中東で一番輝いてるレバノンがいかにして移民を利用してるか、とか宗派主義問題とかもチョコチョコっと出てくる
個人的にはインドミの登場が刺さった
あれを食べて喜べる時って本当に貧しくて悲…

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飛行機で英語字幕にて鑑賞。
細かいワードが拾えてないところもあると思うが、彼の表情で伝わる気持ち。
本作とは異なるが、伝えたいことはコトバじゃないないんだということを改めて。
彼の表情は素晴らしかっ…

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ぶんず

ぶんずの感想・評価

4.6

「僕を産んだ罪で両親を訴えたい」
哀しげな瞳で訴える彼の姿を、ただ見ている事しか出来ない自分…。握り締める手に力が入る。鑑賞後、あまりの衝撃で心の奥にナイフが刺さったまま抜けない…。
ニュースで知れ…

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sakino

sakinoの感想・評価

4.0

カンヌで万引き家族と争った映画と聞き、少し比較して見てしまった。
どちらが良い、とか悪いとかは決してないがとても似ていると感じた。2つに共通して言えるのは変えるのは大人ではなく子どもだということだと…

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安琦

安琦の感想・評価

4.0

無知と諦めと社会構造の生み出す貧困の連鎖に移民、不法滞在、虐待、児童婚、複雑に絡み合う負の要素を子供の目が語る。フィクションの殻を被ったノンフィクションなんじゃないかと思う衝撃作。だけどフィクション…

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空丘令

空丘令の感想・評価

3.5

最速試写にて。

もう総てが冒頭シーンの『僕を産んだ罪』という一言に込められてる。
育てられないなら産むべきでない。
自分たちの快楽の為だけに子供を作るな。

貧民層の育児放棄や食事確保ができない問…

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12歳か13歳くらいの自分の誕生日も知らない少年が僕を産んだ罪で両親を訴える。
この年齢の子供にこう思わせてしまう環境が悪いのか、それとも愛情を与えられなかった両親が悪いのか、それとも両方かとても考…

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miku

mikuの感想・評価

3.0

「僕を産んだ罪で親を訴えたい」そんな事を12歳の子供に思わせてしまう環境が存在すること。胸が張り裂けてしまいそう。誰が悪いのか、親なのか?社会なのか?法律なのか?貧しさゆえなのか?ゼインはただ、愛さ…

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