3月末のU−NEXT退会最後に、ずっと観てみたかった1950年代フランス映画界を代表する美=ジェラール・フィリップの代表作を。
1910年代のモンパルナスを舞台に、貧困と病苦、麻薬と飲酒中毒のうち…
このレビューはネタバレを含みます
モディリアーニとジャンヌが出会い恋に落ちる場面はドラマチック
ラストのモディリアーニがなくなり画を買いに来る商人の男と、夫が死んだことを知らないジャンヌと…このやるせない結末がすごく心をモヤモヤさせ…
ベッケルの演出力って何がそんなに秀でてるのか理解できてないのだが、脚本と登場人物の関係性がしっかり作り込まれているから退屈せず観れる。暗黒の画商と付き纏う死の影。絵のモデルのポン引きみたいな男と仲良…
>>続きを読む胸が痛い。後半ずっと映画館でほかの客からため息でてたのが印象的だった。霧のなかを歩いていって、ビクッと痙攣して縦に硬直するジェラール・フィリップの身体と、それが倒れたときにいっきにぐわっとズームで寄…
>>続きを読む画家のモディリアニの伝記映画。前に一度、DVDで観たことがある作品だけど、スクリーンでは初めて。
才能はあるのになぁ...自信が無いから酒に溺れる。身体は弱る。上手く生きていく術を知らないというか…
1920年に36歳で亡くなった画家モディリアーニの最後の3年を描く。監督は「現金に手を出すな」(1954)「穴」(1960)のジャック・ベッケル。
1917年パリ・モンパルナス。売れない画家モジリ…