陰鬱な作品ではあるものの、画家モディリアーニのあまりにも暗く深い孤影と、彼を見つめる周囲の人間たちの人物描写の丁寧さ、暗いパリの部屋と陽光あふれるニースの対比などベッケルならではの雰囲気描写の巧みさ…
>>続きを読むモディリアーニのだらしない性格が天才らしくてすごく良い。
都合良く手の上で転がされて、ただ作品を生み出す商品のように扱われる画家。
すごく有名な作品を生み出した画家とはいえ、ダークな過去と搾取する…
久々に観たベッケルはやっぱりとびきりのロマンチストだった。運命の男女が初めて同一画角に収まるだけではっきり分かるときめき。視線の交錯の果てに結果として描かれる互いの肖像画。あまりにも美しすぎてじっと…
>>続きを読む才能が世の中に認められずもがいて足掻くモジリアニが絶望にさいなまれ倒れるまでをじわりじわりと、まるで彼の世界が静かに崩壊していくように描くジャック・ベッケル監督のシビアな演出ぶりが薄幸な画家をめぐる…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
衝撃的。あまりの凄さに泣きじゃくり、過呼吸になった(号泣)
ラストのカットの止まらぬ動き、ジャンヌの美しすぎる笑顔、魂が震える。こんな映画撮れるの、凄すぎる。大雨に打たれた感覚、、、。ショックすぎる…