マルグリッド・デュラスの自伝作品『苦悩』を
映画化した今作品。
1944年、ナチス占領下にあったパリで
レジスタンス活動をしていた夫が密告により逮捕された。
ドイツの手先の男ラビエはなにかとマル…
第二次世界大戦
ドイツ統治下のフランス
捕虜となったユダヤ人の夫を待つ
女性の物語
女性は作家
文学的な心情の描写が見どころ
ラストはなかなかだった
分からなくはない
そのための途中の心理描…
このレビューはネタバレを含みます
全編、文学作品を読み進めていく感じで。翻訳も難しかっただろうな。待つことの辛さ、諦めて期待せずに待つことは難しいけれどその方が心穏やかになれると思うのになんだか不穏な空気。密告したのも誰か分からない…
>>続きを読む文学的な語りと異様なまでに美しい構図と映像。
退屈とも思えるなだらかな展開。
更には、ひたすら重苦しいのに何故か視覚は満たされると言う矛盾。
徹底された撮影手法と言うか世界観は、引きでアップで或いは…
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