文芸映画っぽいが、aikoの詞を読んでるときの感覚に近い。
現実を把握しようとする精神が逆に独立した心理を獲得して「幽霊」化するまでのプロセスを映像に起こしている。三宅隆太監督が褒めるのもわかる独特…
2021-08-15 ぽすれん
ノルマンディー上陸から戦勝後までのパリ
長くてツラい映画だった
海の上のピアニストの少女がいまでは
ナツィの収容所から戻るか戻らないかわからないおっとを待つマル…
ナチス占領下のパリ。作家のマルグリットの夫はレジスタンス。逮捕されて以来行方不明。
探し続ける前半、待ち続けたことで疲れ果てた後半。
原作の名前を見ると、彼女の話なのね。とても文学的な表現が多いので…
帰ってこない夫を待ち過ぎて精神的に限界になる。限界を超えてしまった妻が幻覚を見始め、現実と幻覚の境目で生きている。観ているこちらまで一体何を観させられているのか分からなくなる錯覚に陥ってくる映像にや…
>>続きを読むこういう女嫌い。
戦争も政治活動も旦那の逮捕も、全部自分が主人公だと思っている感じ。
世界は自分中心に回ってると思っているけれど、案外都合よく利用されてるんだよね。
作家として成功しているようで、よ…
ゲシュタポに捕まった夫を待つ作家マルグリットの話。実話。どんな手を使ってでも夫の情報を得ようとする反面、純真さが感じられない。心がどこにあるかわからない宙をういているような心情は詩のようでもあり、自…
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