さすらい農場

デス・バレットのさすらい農場のレビュー・感想・評価

デス・バレット(2017年製作の映画)
4.0
灼熱の黄金よ!狂った欲望を焼き尽くせ!
フレンチ仕立てのマカロニウエスタン風
アート系ヴァイオレンス日輪ウェルダン!💀✝️
エゲツないほど美しすぎるロケーション
燃える太陽、輝くエーゲ海
道路脇には十字架 だけじゃなくて
ドクロや突き出た手、顔も半分出てる👀❗️
雑な埋葬!ナニコレ( ×_× )
マトモじゃない気配バンバン!
ストーリーはザ・シンプルだけどカオス!
[金塊強奪犯]と[女画家]と[招かれざる客達]
誰が裏切り、誰が誰と組むのか?
先を読ませないバトルロワイヤル

異様な熱気で全編を飾るスコアは本作の[魂]
エンニオ・モリコーネの名曲、マカロニウエスタン[血斗のジャンゴ]よりFaccia a Faccia
他にもマカロニサスペンス[渚の果てにこの愛を]よりSunny Road to Salina(キル・ビルvol.2 でも使用)などなど
顔面どアップや逆光シルエット、遠近感の多用…と舞台は現代フランスながら完全に[マカロニウエスタン]の仕上がり

女画家の謎の回想が扇情的かつ官能的(←つまりエロ)
全裸に金粉、X字型十字架に張り付けられ汗で輝く小麦色の肌に狂う鞭!
一体どんな過去なのか?全ては謎!
太陽を背にして立つ女の黄金水✨
金に群がる亡者どもの終着点はお定まり
全てのシーンにアート(狂気)が宿る
ハマる人はハマる沼映画!
ビアンヴュニュ!(仏 : おいでませ)