ボクシングXホラーX暴力
薄気味悪い青い映像と、血を際立たせる照明のこだわりが持続し、緊張感が途切れない。
情けない保険の外交員から、ボクシングに傾倒し、人が変わっていく姿を主人公兼監督の塚本晋也…
【塚本こそMの極致】
塚本晋也がノリノリだった頃は、せいぜい80年代から90年代で終わってる。バブル景気崩壊後という事もあり、いつもの見世物小屋的演出が本作ではかなり陰鬱なものに…。
やや不完全…
恋人を後輩に奪われた怒りと悲しみを「拳」に込めて後輩と同じボクシングジムに通う男の物語。貫禄ある輪島功一ジム会長と“明日のジョー”丹下段平似の六平直平で臨場感高めてました。物語は残念ながら好きな部類…
>>続きを読む冷たく無機質な居住空間、高層アパートを見上げる野獣の棲家の灼熱の温度差。猛り狂う獣性の暴走、3人の凶暴な愛が接触するスリリングな憎悪。悪意の迸りを過激に叩きつけたヒリヒリとした痛みを伴う暴力のエクス…
>>続きを読む海獣シアター PRESENTS
塚本晋也 FILM
無機質な建物
無機質な人々たち
ストレスのたまる現代社会
気温の上昇
冷え切った家庭
隠れる狂気
生と死
奪い合い
暴発しそうな憎悪
戦争
破…
これは兄弟喧嘩ですか?
ファーストシーンから思わず「アホか!」と叫んでしまった。
塚本晋也の世界でボクシングはこういうことか。いや、『振り向かせる』作品なのかも。
その振り向かせた先は痛みによっ…
これみてボクシングジムに行こうと思うくらいに駆り立てられる都会の焦燥ムービー。殴ることに意味なんてないしそれは生きることに意味なんてないのと一緒…それをいかにエネルギーに変えるとかということかなと思…
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