20190612 KBCシネマ
ベルリンの壁崩壊前の東ドイツ。第二次世界大戦の傷跡はまだ生々しく、ソ連軍が駐留する国内…教育の現場に荒々しく介入してくる「国」。大人たちの締め付けが辛い。
そんな中「…
ドイツ映画は久しぶりで独特の文化的な味わいがある。
ドラマに引き込まれながら、ふとスクリーンに未知の情感のある世界が流れていることを感じて「ああ面白い」と思いながら見ていた。
(追記)
歴史とは一人…
めっちゃ良かったですわ…邦題もちょっと示唆に富みすぎではあるけど非常に好き。
すごく歴史的・政治的な映画ではあるんだけど、それ以上に青春映画!自らの頭で考えることを説くエドガーや「自分で決めろ」と諭…
大戦が終わって、ナチを悪として扱いはじめた東ドイツの社会だけど、教師や政府のする生徒たちへの脅迫は、昔となんら変わらない思想の弾圧で、結局異分子を排除して社会を生かすやり方だった。校長の髪型や髭がヒ…
>>続きを読む社会主義をこういう角度でみて考えたことがなかったので新鮮な気付きがたくさんあった。そして今の自分の置かれている環境(具体的には会社!)と照らして感じることも多かった。冗談抜きに私も希望という名の列車…
>>続きを読む題材もメッセージ性も素晴らしい社会派の映画。観るべき一本。ただし、私の場合は、正義感を全うできず、すぐに謝ってしまう脇役側の人間なので、後半は冷めた感情で観てしまった。弱い自分とカッコいい主役の青年…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
ベルリンの壁崩壊前というところがツボ。乗り遅れる前に君も電車に乗るんだ、と促されているようで背筋が伸びた。最後のショットはダンケルクのラストシーンを彷彿させるようで、実はよく考えてみると彼の眼差しが…
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