語られる内容はともかくとして、撮影が型にハマってなくて良い。パンとズームで撮り切ろうというような野心は全くなく、ここは切るのかというような箇所がいくつかあるし、手持ちで撮ったりもしていて結構自由に…
>>続きを読む全面銀世界のモノクロ撮影がまた素晴らしい。ただ主題は詩がメインで散文的なので例のごとくアレルギーを発した。
キム・ミニが女性と腰を抱きながら添い寝するシーンがプラトニックにも見えエロティックにも見え…
「草の葉」から続いて、終始柔らかな死の匂いがする 息子たちと共にぐるぐると死の淵を歩く、出会う二人の女は天使で、天使は天使としか通じあわないとわかっていても、あなたは美しいと伝えたくなる もう最後(…
>>続きを読む前作から死の香りがやたら強く漂う。おそらく偶然であろう、透明なドア越しに走り去る黒猫のショットが良かった。ホンサンスの飲酒シーンはブチ切れと笑いをつい期待してしまう。最期だから大目に見れるけど、女性…
>>続きを読むセルフィッシュな終活と傷心旅行のニアミス。珍しく露悪的恋愛は無い。猫はいる。
同空間に居ても別世界の男女。女は超越的な黒衣の天使。死期が近いオヤジだけ天使と交流できる。そういう川沿いか。冬鳥のさえず…
雪積もる冬。シーズンオフで客の少ない漢江を望むホテルでの、とある一日の物語。モノクロ作品。
滞在中の老詩人(キ・ジュボン)は、疎遠となっていた息子兄弟(クォン・へヒョとユ・ジュンサン)を呼び寄せる…
カサヴェテスにジーナローランズ、伊丹十三に宮本信子、ホンサンスにキムミニ。雪景色のホテルが舞台でホンサンス史上一番映像が美しい。
ほとんど描かれてこなかった死について。
歳を重ねるごとにホンサンスの…