2020年66本目の作品。
■ストーリー
母の死と自身の病により世間から距離を置いていたサルバドールは、偶然出会った過去作品で名を挙げた出演女優から、過去に喧嘩別れした主演俳優アシエルの近況を聞い…
『観る目が変わっただけ、映画は変わらない。』
このセリフにグサッときた!
うん。なるほど。確かにその通りだ。
3年半ぶり?
ちょっと久しぶりのペドロ・アルモドバル監督の新作。
"女性を描かせた…
引退同然の生活を送っていた世界的な映画監督。
30年も前の作品の上映依頼が届いたことから、母と過ごした幼少時への回想、そして大切な人との再会を描く。
主演のアントニオ・バンデラスは、色男でアクテ…
特に劣化したという訳では無いんだろうけど一時期と比べると評価を落としているように感じていた(最近の作品も変態的で好きですが)ペドロ・アルモドバル監督の新作は作中の言葉を借りるなら「自伝フィクション」…
>>続きを読む【了の悲哀】
病に苦しみ
生きがいを失い
昔の自分を回想する
ノスタルジーな主人公
親に寄り添い恋人と再会し
友人と争い打ち解け
好きな事に没頭して
自己の空白を満…
大人向け
良い意味でアルモドヴァルの監督としての円熟のピークと、老いていく過程で弱り始めている感が交錯しているような印象。
この手の内容を扱わせたら最強!
グザヴィエ・ドランなどまだこの領…
©El Deseo.