核心は“事件”そのものではなく、“事件に巻き込まれた人々が背負った時間”にある。
罪を裁くことはできても、声を消すことはできない。
過去を知ろうとする者と、過去に縛られ続ける者。
その対比が、観…
『正義とは何か。』
実際にあった昭和の未解決事件を題材とし、長い年月が過ぎた今もその事件に囚われた人々の苦しみ、苦悩が描かれる。
原作は読んでおりませんが、序盤からずっと楽しませていただきました…
直接犯罪に関わっていないとしても何も知らずに巻き込まれてたモヤモヤは計り知れない。どんどん事件の真相に向かって紐解かれていくのが爽快で見続けられた。内容が深いといえば深いが、芋づる式にたどる感じは凝…
>>続きを読む友達と映画館で観た。
鑑賞後に感想を言い合えるのが人と映画を観ることの醍醐味だと思ってるけど、これは感想を口にするのが難しかった。
一つ言えるのは、ものすごく丁寧に作り込まれてるから没入感が凄まじい…
最初から最後までずっとどきどき気になる流れで、大きな立ち回りや無駄なやりとりなどはなく、ただただ内容が濃くてしっかりしています。
小栗旬と星野源の実力がしっかり活かされていて、トレンディドラマとは違…
世間を騒がせた日本初の劇場型犯罪と言われているグリコ・森永事件をモチーフにした同名小説が原作の作品で、事件の真実を見つけようとする新聞記者と、子供のときに事件に関わった可能性を見つけたテーラー青年の…
>>続きを読む息子の声を使ってしまった母親の「奮い立った」という言葉に強い反感を持った。
彼女の怒りも理解できなくもないが、途方もなく理不尽な経験をした人が、他人に対してならまだしも、我が息子に対してそんな理不尽…
実際にあった、
「森永グリコ事件」を題材にし、
塩田武士さんが構想15年かけて
書き上げたモノが映画に!
しかも、経験を積むために
一度記者として働いた後から小説家に
転職された方。
熱量を感じ…
昭和最大の未解決事件をモチーフにした社会派ヒューマンミステリー。
約40年近く前、日本中を震撼させたグリコ森永事件。
原作者の塩田武士氏は、時効になってしまった劇場型犯罪であるこの事件の犯行テー…
その昔、未解決事件となった企業への脅迫テープに使用された子供の声。
その声が幼い頃の自分の声だったと知ったら…。
事件の加害者家族もある意味では「被害者」ではないか?そう思わせられた一作。
そういっ…
(C)2020 映画「罪の声」製作委員会