観ているだけで息が詰まりそうになるくらいの閉塞的で理不尽な世界に対比する木々のさざめきや鳥のさえずり、口ずさむ歌声、揺らぐ水面などの日常に静かに佇んでいる美しい世界。混濁と静謐。『リリィシュシュのす…
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"正しい生き方ってなに? わかる気もするけどわからない"
人生の世知辛さと淡い期待、それに一喜一憂するみずみずしさがぎゅっと詰まった名作
それ以外にも文化、時代、制度、"おとな"との出会いなどあ…
とても細やかに人物が描かれている。誰しも皆多面的な表情を持っている。
1994年の韓国、節々に滲み出る男尊女卑の空気、家父長制度の悪いところの寄せ集めのような家庭でみんな揃っての食卓は地獄のような雰…
家族が仲悪くてどうしようもない気持ちも、でも大事な時に支えてくれる嬉しさも、自分の鬱陶しさも、昼下がりの不思議な気分でさえ全て分かる。ウニが落ち込んだ時、側にいてお茶を淹れてくれた先生のように、あな…
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『はちどり』は1994年の韓国を舞台にしていて、当時の韓国社会は表面上は民主化しても本質は全然変わっていないというのが現状をウニの家庭や学生生活を通して表している。今作品はこうやって青春ドラマの装い…
>>続きを読む静かなのに、時々本当に激烈で苦しい、
でもゆっくり日々の一部を観ていくような、こういう日記みたいな映画、とにかく好みです
なんとも言えない腹立たしさや悲しさ、八つ当たりしたくなるような出来事への態…
心揺さぶる素晴らしい映画だった。
仲悪いのに食卓は一緒に囲んだり、検査や治療は受けさせてあげるけど迎えには来なかったり、歪な家族愛だなーと思った。
ヨンジ先生が素敵すぎた。
なんでハチドリっていうタ…
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不幸の割に救いが無さすぎるよ。しんどいわ
割れたガラス片の傷と手当
第三者と身近な人との接し方を徹底的に対比して映してる。
先生、叔父、姉彼、病室の人、道尋ねた人、万引いたお店の人、お医者さん…
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