・人生最期で確かに“生きた”ある公務員の物語
・呆れを通り越してもはや芸術的にすら思える見事なまでの市役所のたらい回し
・とよちゃんのあだ名命名のセンスよ
・町の母ちゃんたちが弔問した時に功労を譲り…
病院に行った主人公は医師の言葉から自分が癌であることを悟る。(当時は癌は不治の病であった為、病名告知や余命宣告されなかった。)
自分の命が短いことを知りショックで呆然としながら家に帰ると息子と息子の…
1952年公開の黒澤明監督作品。脚本は橋本忍、小国英雄と共作。上映時間2時間23分。
胃がんによる死亡者が増加し、がん死亡1位が胃がんだった頃。30年間無欠勤で、ルーティンワークを続けてきた市役所…
市役所の市民課長・渡辺勘治(志村喬)は30年間無欠勤のまじめな男。ある日、渡辺は自分が胃癌であることを知る。命が残り少ないと悟ったとき、渡辺はこれまでの事なかれ主義的生き方に疑問を抱く。そして、初め…
>>続きを読む結末が本当に良い。酒の席で話のネタにされ、一時の熱意を与えるが、翌日には一人を除き元に戻ってしまう。その一人は渡辺さんの公演をしみじみと眺める。それは懐古に留まるのか、挑戦の決意をしようとしているの…
>>続きを読むすごい的を得てる映画だなって思った。
死を間近にして初めて生きる。生きるって何ぞやって感じだけど見たらわかる。病気で弱ってるけど、その生きる姿には力強さを感じた。
ちょっとセリフが聞きづらいから字幕…
黒澤明の時代劇ではない作品。
息子の為、波風立てずに遊ばずに死んだように生きていた男が胃がんにより余命がわかり"生きる"物語。
彼の胃がんを知っているのは飲み屋で出会った小説家。
小説家は享楽的な楽…
今まで何も考えずにただ人生を歩んできた役所勤めの主人公が、胃癌で余命わずかだという事実をきっかけに、何か人のためにできることはないかと奔走する話。
見せ方とお芝居がものすごく勉強になる。セリフは聞き…