木下惠介初期作久しぶり観る
幕末から太平洋戦争まである一
家の物語。彼らの背景にはいつ
の時代にも戦争があって。ラス
トシーンが余りにも有名で
木下惠介戦中4作目
陸軍協力の元に作られた純な国策…
日本の戦時中に撮られた映画で大日本帝国万歳のプロパガンダ作品になるはずが、木下恵介監督はラストで茶舞台を思いっきりひっくり返した!!当時かなり怒られたのではないだろうか?その問題のラストを見るだけで…
>>続きを読むはじめての木下恵介監督作品。
高山家が親子3代にわたって、いかにして愛国心をすりこまれてきたか。
そしてそれでも消えない親子の情、の話。
最後、ひ弱だった伸太郎がとうとう戦地に派兵されることになり…
【寸評】
時は太平洋戦争末期。
アメリカに立て続けに敗れた結果、サイパン、テニアン、グアムを獲られ、本土攻撃が激しくなった時。
国民の士気を鼓舞するため、陸軍省情報局が企画した作品が、本作の「陸軍」…
戦時中の戦意高揚映画は、42年「ハワイ・マレー沖海戦」あたりから目立ち始める。43年「海軍」(田坂)、そして44年の本作。陸軍省には不満だったためか、戦時中は撮れなくなった。45年「必勝歌」は松竹京…
>>続きを読む作品の背景を軽くさらったくらいで詳しくは知らないけど、プロパガンダを作ってくださいって言われてこれを完成させちゃう木下恵介なかなか皮肉だなと。鈍感なのか純粋なのか何か強い想いがあるのかは分からない。…
>>続きを読む日清戦争、日露戦争、大東亜戦争を背景に
高木家の家族に焦点をしぼって描いた人間ドラマ。
日清戦争の時に父親が病死した友介(笠智衆)は、
軍人を志し日露戦争を迎えるが、
病気ばかりで前線に…
松竹株式会社