マーティン・エデンのネタバレレビュー・内容・結末

「マーティン・エデン」に投稿されたネタバレ・内容・結末

周囲の様子とマーティンが変化していく様が辛い

128分ずっといい映像
まじでかっこいい
「野生の呼び声」で知られるジャック・ロンドンが
モデルの男が作家になる話

良家の令嬢エレナに惚れ、好かれたい一心で
教養を身に着け作家を志す船乗りの主人公
マーティン

なかなか成功せずエレナと別れ
その後、大成したけれど・・・

貧しい生活から一転、大富豪になったマーティンに
かつての恋人エレナが会いに行く

大抵の作品ではなんのかんのあっても
ここでハッピーエンドになるがこの作品では
シビアな別れ

マーティンがエレナに惚れた時
「あなた(上流階級)のように考え、
行動したいんです」と語ったその
上流階級(成功者)の一員になれたが
幸せは得られず・・・

貧しい人々と、生まれた時から富裕な人々との
考え方は根本的に違う
大金を手にしても中身は変わらない
貧富の差に、深い溝がある感じが
なんともやりきれなかった
セリフ全てが刺さるし、意味のある発言しかしてなくて、最高な映画でした
画も綺麗でところどころ入るノスタルジーな映像もめちゃくちゃよかったし、生きる個人に焦点をあてるのもすごいよかった。社会主義や個人主義が干される機運、民主主義や出来立ての資本主義に苦しむ労働者と金持ちの差を文学で戦った彼、そもそもそんなものは自然の法則には敵わない自然主義なんてこの時代には通用しなかったんだろうな、、

以下メモ

「教育がパンで、スープが貧困、すくって食べればなくなる」
「牢獄でも鍵があれば家さ、鍵は愛だ」
「飽食飢餓を知らず」
「多くの人間が餓死し逮捕される
彼らが貧乏で奴隷で無知で愚かだからか?」
「雇い主を追い出しても主は自然や別の人間」
「国が個人に自由をもたらす」
「倫理の法則が自然の法則を覆せるのか?組織は必ず存在し、主も存在する」
→これが進化の法則


「法には欠陥がある
貧者には犬を飼う権利がある
鼠を飼ってもいいというわけだ
やはり控除の対象になる
陰気な小部屋で高価な雑種を買わずとも
これは行政の負担だ
やめさせたら鯨でも飼いかねないと?
犬の殺処分、名案では?
次なる対策、貧民の殺処分を
これで行政の負担は減る!」
この詩を朗読する場面めちゃよかった。
初め、引き込まれていったけれど、後半しんどい映画、マーティンの辛さですね。
あんな言い方をしてしまうのはまだ好きだからなのか。いずれにせよ今の気持ちを理解して欲しいから故に違いない。言葉とは表現手段として時にひとの手に余る代物かも知れません。行動で示し合うほうが長い間慣れ親しんできたやり方という事なのか。最後の最後でずしんとくる作品です。
「ジャック・ロンドン」の自伝的小説「ジャック・イーデン」が原作。
ハリソン・フォードの「野生の呼び声」も観たが…。

1970年代頃に撮影したような古い映像。
意図があってそうしたのかもしれないが…画面が汚い…。
それが一番合わなかった。
その時代の映画もエログロが多かったり、人権侵害してたりして合わない…という先入観もあり…。

一番の親友が亡くなった時が衝撃だったのかな…。

作家になれるまで、見向きもされなかったのに、作家になったとたん、金回りもよくなり周りも変わる…。

最愛の女性が戻ってきても心の空洞は埋められず…。

作家は業が深い…といつも思う。
前半と後半で結構変わる。
金持ちになっても満たされない感情。
自分はあの頃のままなのに。
好きになるならあの頃の自分から愛して欲しかった。
そんな映画です。
雰囲気が良さげ。
誰にも理解されず息苦しくて昔目指したものの憧憬にあああの時はよかった、って過去の自分と比べてまた苦しめられて。生まれた環境にも成り上がった先でも居場所がなくてどこにも行けずに死に救いを求める気持ちが痛いほどわかる。こんな思いをするならもっと馬鹿だったらよかったのに、って悔やむこともあるけど、それでもきっと幸せになりたかったのだと思う。
切ない。地位も名声も得たはずなのに幸せそうじゃない、目を見ればわかるって言葉が重くのしかかった。上に行けば行くほど相手が手の届かない存在になっていく。エレナを手に入れるために自分を犠牲にしてきたのにどうして上手くいかないんだろう?
学ぶのを小学校でやめた労働階級の無一文イケメン青年が上流階級の娘に恋をした
それ故、上流階級に憧れ、目指し、作家になると奮闘する
予告を見て、そんな恋愛中心の作品かと思っていましたが、社会主義だの意外に難しいことも描いています

結局、成功して憧れの名声と富を手に入れても幸せではなく、貧しいながらも作家を目指していて、美しい恋人がいた時の方が幸せだったのかもしれない…人生とは本当にわからないものです

マーティンとエレナが初めて出会い惹かれ合うシーンは2人とも素晴らしかったな
本当に惹かれあっていたのでは?と思うくらい、そのオーラが出ていた

マーティン役の人も噂通りイケメンだったし、エレナ役の人も正に正真正銘の上流階級にいそうな雰囲気の美人で可愛らしく、無垢純粋でとても惹きつけられました

好き嫌い、合う合わない分かれそうな作品
ラストの終わり方がすごく好きです

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