カウリスマキ処女作をようやく見れました。この当時から鬼才と呼ばれる今のエッセンスが多数散りばめられているのは流石。マッティ・ペロンパーってこの作品から出てるんですね・・・この頃の登場人物には表情があ…
>>続きを読むドストエフスキーの大作がユニークな音楽の力を借りて現代のフィンランドに蘇る。無表情な登場人物達の細切れな台詞。世界はさながら油絵のよう。世の中の道義を殺そうとした主人公が警察へ向かう終盤の盛り上がり…
>>続きを読む楽曲の選び方のセンスや建物の装飾など細かいところにグッとこさせるちからがすごい。処女作でここまで作り込んで描きあげるのはさすがです。原作は斜め読みだったのでしっかり読み直そうと思った。罪と罰を長時間…
>>続きを読む主題が主題だし処女作なのもあってか、お得意のポップな色彩美は抑えられ、青みがかった空気の中で、静かに語られるヒューマニズム。小説のエッセンスを拾いつつ、大胆かつ骨太にまとめあげた、監督のセンスと生真…
>>続きを読むカウリスマキの処女作、まさに『罪と罰』について考えさせられるヒューマンドラマ。面白かったです(※原作も手塚治虫の漫画すら未読です)
貧乏な主人公は理由もなく殺人を犯す。主人公は自首するのか?また、…
フィンランドでドストエフスキーをやったら、“夜の来ないラスコーリニコフ”になった。
多声的なドストエフスキーの世界が、カウリスマキならではの“平等なまなざし”でやるとこんな風になるとは。
胃が痛く…
アキカウリスマキ監督の処女作。
ヒッチコックも映像化を躊躇ったあの長編小説を処女作に選んだ理由は「どうせ失敗するなら高いところから落ちた方がマシだ」という理由だったらしい。
実業家の男を殺害したラ…