東京フィルメックス2020
逃げる女=キム•ミニの内面の冒険は、海を打つ雨のように滑らかで掴みどころがない。
昔のホンサンス作品においては、主人公は酒を飲む席で愚痴をこぼしたり、デタラメにズームを駆…
アマチュアよりも下手だし、だらしないし、私のまわりではホン·サンスはファスビンダーと並んで評価は圧倒的に低い。個人的には、処女作等は観てたが·今の韓国で1.2の才人と確信したのは、やはり20…
>>続きを読む面白かったんだけど、いまの自分の精神状態のせいなのか話を全然覚えてない。三人目のパートは『それから』のパラレルワールドか?という感じもしてしまう。
こんなに横顔を撮る人だったっけ?と思った。
いつも…
ただロメールらしくキム・ミニが知人らと話しているだけで色々と含みを持たせたり空間自体を魅力的にしていた点は流石のホン・サンスだったが、反面映像や構図にはそこまで美しさを覚えなかった点は残念。
監視…
東京フィルメックス
邦題『逃げた女』
キム・ミニが昔なじみの3人の女の友人知人を訪ねて回って他愛もない話をするだけ、しかしその会話の端々もしくは実際に「闖入」してくる訳あり/癖の強い男の存在が時間…
キム・ミニの自分で浴室で切った後に美容室で整えて貰ってる途中で美容師が死んだのであろう「イカれた高校生」の髪型がアリかナシかの評価が分かれるところであろうが、今年度ネコデミー賞最優秀主演お猫様部門ノ…
>>続きを読む近作で特出…とかは思わなんだが、ふつうに面白かった。場所に紐付けられた人物+キム・ミニ会話×3。招かれざる妄言ヒューマニスト訪問者×2がこわい。頻出する"既婚者"/"離婚"要素。「彼の考え」…ディス…
>>続きを読む猫ズームとかインターフォン越しの切り返しなどコミカルなシーンが印象に残るけども、どこにも行き場がないものの悲痛さで埋め尽くされていて、心をえぐられる映画だった。窓を閉めようが鳥の鳴き声はうるさいわけ…
>>続きを読む正直いつも傍観者でつまんないような気がしてたキムミニ。花屋なのにやることがないと言いながらふらふら漂ってるその存在って、今も他者とがっつり対峙してる先輩たちより相当ヤバい。その虚ろな存在にただ冷え冷…
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