津村記久子による同名小説を吉野竜平監督が佐久間由衣、奈緒の共演で映画化した本作は、大学卒業を間近に控え、地元・和歌山で児童福祉司の内定が決まり就職するまでの間を大学とバイトと下宿を行き来しぼんやりと…
>>続きを読む前半は大学生の卒業までの普通の青春映画みたいな感じで進むが、後半はなかなか激しい展開になり見応えがあった。
ネグレクトの子供に会いに行く場面はホラー映画さながらの緊張感があった。一瞬見えた猪乃木の姿…
佐久間由衣さんと奈緒さんの会話の空気感、内容、テンポが絶妙で心地良い。
「ぷよぷよに親殺された人、みたいな顔してるよ」
↑このシーンめちゃくちゃ好き
主人公の社交的な卑屈さが魅力的。
途中で空気…
2022.08.23
誰かに悩みを打ち明けられたとき、
私はどのくらい寄り添うことができているだろうか。
昔行方不明になった男の子の事件を、他人事ながらずっと引っ掛かっている主人公ホリガイ。他人…
好きだなあ。
台詞のテンポ感とか雰囲気とか、寡黙すぎずお喋りすぎずでとても心地良かった。
その時その場に居られなくて助けてあげることができなかった相手と、今目の前で何かに苦しんでいるかもしれない相…
原作も未読ですが映画公開当時、タイトルだけ印象的で気になってました。
すごいよかった。主演2人のナチュラル演技が素晴らしいのですが、小日向文世さんの息子、小日向星一さんもすごいよかった。なんか、若…
戦う前から負け前提の精神構造、わかり過ぎる。ホリガイさんのようにいきすぎた自意識過剰で自分が欠陥品のように思う事、あまりにありすぎる。
いろいろな悩みや小さい違和感のようなものが積み重なり、焦燥感…
原作未読。みんな優しい。人の辛い思いをわかってあげたいという気持ちで自分が辛くなるのはまた悲しい。多感な若者たち、大人になるともっと図太くなるかな。人によるな。大事にするものができるとまた違うし。虐…
>>続きを読むラスト、休学して実家の淡路島に引きこもるイノギのもとに、ホリガイが船で向かっているとき、2人はスクリーンから飛び出してしまった。佐久間由衣さんはホリガイそのもの、奈緒さんはイノギそのものだった。ホリ…
>>続きを読む©️「君は永遠にそいつらより若い」製作委員会