「負の遺産」
元強制収容所を訪れる人々を映し出した作品
暗い歴史が影を落とす場所で、訪れた人々の姿を通して、場所の残し方、歴史の残し方などを考えさせられる作品であった。
◆説明はツアーガイドが…
同じ場所を定位置で映していくのが想定外で、序盤はどんな気持ちで見たらいいのか?と思いましたが、施設の内部に入るごとに見学の方の顔つきがどんよりして見え、とんでもない場所の歴史を浴びているんだなあと思…
>>続きを読む観光(ダークツーリズム)として消費されるホロコーストのドキュメンタリー。
物凄い数の人が訪れるアウステルリッツ収容所は観光地になっている。「痛ましい歴史を記憶する収容所」と「過去の事としてその痛み…
セルゲイ・ロズニツァ監督の「群衆三部作」の一作。他の2作が旧ソ連の記録フィルムを編集したものであるのに対し、これは新しく撮影されたもの。アウステルリッツという、ホロコーストの現場となった元強制収容所…
>>続きを読む2023年の3月、私は実際にこのザクセンハウゼン強制収容所に訪れたことがあったので気になり鑑賞。
実際に行ってみるとわかる、ベルリン郊外と一言に言ってもなかなか行きづらい場所にある。
そして入館料…
記念撮影をする、その行為は歴史的記録なのか。旅行の思い出なのか。知らないよりも自ら足を運び訪れることに意味はあるけれど、写真に撮られるためにそれらはそこにあるのではない。そう画面越しに思った。訪れた…
>>続きを読むドイツにある強制収容所(アウシュヴィッツじゃない)の跡地が現在観光地として、多くの人にツーリングされていれる様子をフィックスのショットで一カット当たり5分近い長回しで構成されているドキュメンタリー。…
>>続きを読むこういう場所で解説アテンドしたりしてる人こそ、ニュートラルな思想なんだなあと
日々、様々な人種が訪れるのを観ているかこそそういう思想になるのかな。
ガス室がありますが本当に利用されたかどうかは誰…
ただカメラは見据えているとは言え、フレーム内に収められる群衆と観光地となった強制収容所の対比が炙り出される。
ベートーベンの"運命"の着メロが鳴る皮肉もなんとも言えないが、結果、徹底した観察に終始し…