暮れにたまたま大岡昇平の原作を読み始めたせいで、年の明けた深夜から塚本晋也の『野火』をまた、しかもプロジェクター&ヘッドホンでいうトチ狂った失策鑑賞で明けた元旦。もう開き直りで初映画もこれ。と観はじ…
>>続きを読むあまりにも考えなしに写真を撮っている観光客たちには呆れたけれど
淡々と情景だけを流しているので全体的に退屈だった。
ガイドの言葉は印象に残った。
「生きる希望を利用したのです
家族や友人に会え…
2021.2.1 サツゲキ
小学生の頃母が買ってくれた『悲劇の少女アンネ』を読んで号泣して以来、アウシュビッツ関連の本を読んだり映画を見たり、生存者の方の講演を聴きに行ったりするうちに、いつかは…
ホロコーストの舞台となった収容所を観光する人々を定点的に撮影したドキュメンタリー作品
多くの人々は、強制収容所の中で記念写真をいたるところで撮り、飽きるとペットボトルを頭の上に置き、写真撮影の時に…
【decodingからの視点】
メッセージ伝達においては、decodingが肝なわけで、映画などのencodingに依存したメディアがこの視点を持つのは非常に有効だったりします。見る人を見る目は、e…
ロズニツァはいかなる意図で「アウステルリッツ」と銘打ったのだろう。W.G.ゼーバルトによる小説は、アウステルリッツという建築史家の男がヨーロッパの建築物を巡るなかで、抑圧された深い記憶が呼びさまされ…
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