展示物にはフォーカスせず、見学者と彼らが放つ音を延々と観察する。
途中からしゃもじだか昔の電話のような音声ガイド機が気になりだして仕方なかったが、見る者の切り口次第でどんなにもなるんだと。
コロナ…
大量虐殺が行われた強制収容所で、自撮り棒を持って記念撮影をしたり、スマフォ片手に歩いたり、人が吊るされた木(復元)で吊るされるポーズをする人…
「国葬」や「粛清裁判」で描かれる“群衆“とは毛色が違…
「国葬」「粛清裁判」とは少し趣きが違う作品。アウシュビッツ強制収容所にやってくる観光客をひたすら映し続ける。それもFIX、ワンカットワンカットが異様に長い。
もちろん言葉はない(観光客に対するツア…
●作品概要:(公式サイト)
①カンヌ国際映画祭で二冠、近作10作品すべてが世界三大映画祭に選出されている日本未公開の鬼才セルゲイ・ロズニツァ。1997年、全ロシア映画大学を卒業後、名門サンクトペテル…
群衆ドキュメンタリーの一作。
10分ほど、何処にいる人々を撮しているのか分からなかった、公園に行き交う人々?
視点が替わり、
一ヶ月ほど前の新聞で読んだアウシュビッツ跡に行く観光客の…という記事が…
言葉は最低限。
強制収容所の中を見ながら当時のことを教えてもらえちゃう的なお気軽なものではなかった。ただただ定点カメラが観光客を映し出す本作。教育テレビや旅番組じゃないからそれでいいのかもしれない…
長回しの映像で世界をニュートラルに観る映画の楽しさがまずあったと思う。
ドアから出入りする人々の群れがあたかも巣穴から出入りする蟻のように見える瞬間があって、かつて文字通り人間より劣った家畜として…
ダーク・ツーリズムの実態がどんなものか知らなかったけど、こういう感じなのか。想像と違った。なんかこう、虐殺マニアみたいな悪鬼のごときヲタクが、仲間同士で早口に何か言ってはキヒヒと笑ったり、写真も一つ…
>>続きを読むロズニッツァ〈群衆〉ドキュメンタリー3部作の最後。
まずはアウステルリッツとは何?とそこからググらないとタイトルの意味が解らなかった。
時々挿入されるガイドの説明だけでは情報が少な過ぎる。
とい…