希望から絶望。幸せ絶頂の時、人は邪魔をされたくない。救いを求める者は諦めるしか道がないのか。無慈悲な地獄絵図はもはや未来も希望もない。これは誰かの体験か、頭の中か、我々にとってこれから起こりうること…
>>続きを読むメキシコの話。貧富の差が激しい国で富裕層がテロに遭い、略奪され、殺され、娘を誘拐され、身代金を要求、救出されてみたいな話とかなぁと思ってたら、そんな話ではなく、もっと国家というものの在り方の話だった…
>>続きを読む物語が進むに連れて息苦しさが増して行く。
後味も悪い。
ファニーゲームは不条理が生む悲劇だけど、この映画の悲劇は、現実、世界のそこここで起こっているんだろうなと、私たちの世界と地続きな現実感がある…
なんとも後味の悪い映画。最後は良心が勝つ定番のストーリーに慣れてしまってるせいで、ことごとく良心が打ち負かされていくのを見るのが辛かった。でもこれが現実に一番近いんだろうと、平和ボケから目を覚まされ…
>>続きを読む(C) 2020 Lo que algunos soñaron S.A. de C.V., Les Films d’Ici