実録モノというよりは、『エレファント』に近いセミフィクションとして、犯行に及ぶまでの過程をていねいに描いた作品。このアプローチがよかったと思います。
『ウトヤ島、7月22日』のようにショッキングな…
Amazon Prime Videoで鑑賞。
1996年4月29日にオーストラリア🇦🇺・タスマニア州で発生した「ポートアーサー事件」が題材。犯人Martin Bryantの生い立ちを中心に事件発生…
彼は孤独だった。
元から不安定だった彼が徐々に自身が破壊される過程をしっかりと感じることができる。
彼のことを理解してあげたいと思う反面、理解してはいけない気がした。
美しい風景や海にさえも、彼は馴…
どういう気持ちで見ればいいのかわからなかった。
演技がものすごい。これだけは確実に終始頭にありました。
なんでこんな状態の子がほったらかしになってるんだ、と彼自身にも親にも嫌悪感を抱き、同時に嫌悪…
スノータウンのほうのレビューに『ニトラムのほうが面白い』という意見が多数あったので視聴。
こちらもオーストラリアでの大量銃殺事件。
幼少期から脳に発達異常を持ち、花火をこよなく愛するニトラム。
理…
あらかじめクリップしていたが見逃していた作品で、本来観るつもりだった映画とは違うものを手違いで再生してしまった。とはいえ偶然にも、今回も重い内容の作品であった。
過去作「アサシン・クリード(原題:…
銃乱射そのものを一切映さずに終わるって、ほんとに重要な演出だったと思う。
暴力を商品にしないスタンスがよかった。
この映画は彼を正当化も美化もしてない。
苦しさや孤立を描いてたから、私も同情しそう…
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