[コロンビア、土地と自然の時間と記憶] 80点
2021年カンヌ映画祭コンペ部門選出作品。前作『光りの墓』以降、監督は軍事政権下のタイでは映画を作らないと公言していており、本作品は確かにコロンビア…
このレビューはネタバレを含みます
ブンミおじさんの森からかなり時間が経ってしまったけどようやく見た。相変わらずの土着的なファンタジーと固定カメラの長回し、けれどリズム感はよくボケ~っと見ていられてしまう。自然と人間の共存と対立、地球…
>>続きを読む詩的な言語や修辞(レトリック)を用いず、散文としてのそれによって詩を書いたような印象があった。そのため、詩情はあっても詩にはなってなく、映画としての風情はあっても映画にはなっていない。
しかし、詩…
アピチャッポンの中では一番好きかも。
人骨をイコノロジー的アプローチで使ったメメント・モリ。眠りと死の境界をぼかすのは前作『光りの墓』の発展形。
そんで今回はインダストリアル・ノイズが肝。その点…
幻聴なのか、それともモスキート音みたいに聞こえる者だけが聞ける音なのか...
自然と記憶というエッセンスを巡りながら、その奇妙な音を探っていく詩的な世界。
あまりの静寂さに眠くなってきた頃、これは?…
©Kick the Machine Films, Burning, Anna Sanders Films, Match Factory Productions, ZDF/Arte and Piano, 2021.