故郷をもつ全ての人に捧ぐ…平和を慈しみ日常に感謝をする素晴らしさを。
人間として持つ“優しさ”の性質。暴力は何も解決しない。暴動が起きた時、バディの母は何を思ったか。彼女の強さが子供の将来を救ったの…
北アイルランド紛争の発端となったベルファストでのプロテスタント襲撃事件を背景に、ケネス・ブラナー監督の半自伝的作品。
というと、暗く重い物語を想像していたけど、基本的に9歳のバディ視点で描かれてい…
北アイルランド紛争はイギリスへの統合と独立という大きな二軸の対立が背景にあるが、それでもプロテスタントとカトリックとの宗派の対立を見ていると、宗教は何のためにあるのかと思ってしまう。自他の幸せを願う…
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誰が戦いによって死ぬでもなく、
少年や家族の視点で1969年の北アイルランド紛争時の感覚を呼び起こさせてくれる。
暗く悲しい話ではなく、当時を生き、選択した彼らの人生を肯定していく話。
挿入曲…
平和で穏やかな田舎街・ベルファストで父、母、兄、祖父母、友だちなどと仲良く暮らしていた9歳の男の子・バディ。
そんな時、プロテスタントの強硬派たちが、カトリックの家を焼き討ちにし、バディたち家族はプ…
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