麻希のいる世界に投稿された感想・評価 - 5ページ目

『麻希のいる世界』に投稿された感想・評価

想う人さえいればこの世はどうだっていい。
一人の人を想い続けることの美しさとグロさ。
愛憎渦巻く若者達の危うく刹那的青春が痛々しい。

2人の距離感を暗示する神カットの数々に加え、塩田監督の描く抽象…

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高校生でありながら重病を負い、生きることに諦めを持つユキの目の前に自由すぎる同級生のマキが現れる。
初めはマキに憧れるユキの百合チックなティーン映画かと思いきや、次第にその熱は信仰と化し物語は青春か…

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麻希のいる世界というタイトルは、また同時に麻希のいない世界の到来を予告している。したがってわたしたちは、はじめの砂浜での二人の視線の交換による出会いのシーンから、すでにいずれ来るべき別離の予感を重ね…

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あかめ

あかめの感想・評価

2.7

よ、良さがわからん… すごく綺麗な画もあるし、カメラワークも素敵だけど、話の流れと台詞に置いてきぼりにされた… 多分わざと不自然な台詞にしてるんだろうけど、設定も結構リアリティに欠けるし、あんまりは…

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麻希のいる世界しか勝たん状態の由希。
辿り着いた世界に麻希はいるのかいないのか。

凄いショットが沢山あった。

例えば。
予告編にも使われていた、二人が地面に寝そべって空に両手を伸ばすカット。
小…

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設定が安直かつ塩田明彦自身の自己模倣が過ぎる作品。さよならくちびるでは辛うじて誤魔化せていた時代とのずれを強く感じさせる作品。記憶喪失も殺人未遂の仕掛け(アンプの仕掛け)もありがちだし、細かな詰めが…

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遠

遠の感想・評価

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エグられる。
美しい撮り方の中に、真っ直ぐにただ一人を想うことのグロさがある。

2人の声と眼にすごく惹かれる。
由希を好きな男の子の声と届かない叫びも痛かった。

由希の眼差しの演技が素晴らしかっ…

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・麻希がいなくなった世界で麻希と同じ行動をする由希
→まるで麻希を呼び戻すための儀式のよう
・足音の大きさが特徴的
・絵が決まっていて、カメラと役者の距離感が好み
・由希母親のキャンプに向かう際の車…

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どらみ

どらみの感想・評価

4.3

人に執着したくない
去る者は追わず来る者も偶には拒む
そんな私の生き方とは正反対の由希の生き方

でも子供時代から難病を抱え
生き続ける為に全てを我慢してきた由希が
命懸けで麻希を愛し彼女の才能を開…

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麻希に出会い、その才能に気づき 
その生き方にも憧れる由希。
自身は、重い病を抱えながら
むしろ麻希になりたいと願っている?
自由奔放な麻希。
自分の気持ちのみで行動する祐介。
 
若者たちは、それ…

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