『#麻希のいる世界』(2022/日)
劇場にて。切なさ全開の大傑作。自分の所為ではない苦しみを背負い、ク〇のような人生を生きている。だから刹那に生きている人と、だから目的を探して生きている人が出会う…
「風を見張る」
エピグラフでのこの言葉が通奏低音のように響く作品でした。
風とは麻希のことだ。彼女はそよ風のように由希に寄り添うこともあれば、台風のように環境を、人間を、関係を壊すこともある。そん…
観ている途中で「?」マークがたくさん付いてしまい、最後もノレず。
麻希が過去に軽音部で何を起こしたのか最後の方でちらっと語られるにしてもそれまでは抜けていたり、主人公が難病らしく突然倒れるのだが、そ…
このレビューはネタバレを含みます
音楽が良すぎる。
向井秀徳の鉄っぽいギターのバッキングとアルペジオがたまらん…!それを麻希という人物がギター持って歌ってるのがバチッ!!とハマってくる。
あと構図とアングル、映像が良い。10代の感傷…
まあ粗を探せばいくらでもあるんだけど、ただただこういう世界観が好き。あなただけいればいいっていう依存と執着は本来病んでいる感情なんだけど、それを青春というフィルターを通した瞬間ちょっと美しいものに見…
>>続きを読むおそらく意図的であろう大仰な演技を納得させるには、諸々の要素が求心力に欠けているように思う。
いつ臨終を迎えるやもしれぬがゆえ、生命を粗雑に扱う存在に憧れた少女が、名実ともに「別人」となった彼女を目…
今年ワースト。候補とかじゃなくて、これで確定でいいよ。『さよならくちびる』の女2男1の三角関係を学園モノに移植しただけ。むしろゴリゴリに酷くなってる。状況や感情をぜんぶ台詞で説明させるんだったら小説…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
厨二病脚本感に最初は慣れなかったけど、全体をとうして統一感があったので、良かった!
話のスピードが割と早くて、青春が駆け抜けていた。
ユキが倒れるのはいつもマキが関係してる時で、最終マキに転生した…
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