叫びとささやきの作品情報・感想・評価

叫びとささやき1972年製作の映画)

VISKNINGAR OCH ROP

上映日:1974年01月12日

製作国:

上映時間:91分

ジャンル:

3.8

『叫びとささやき』に投稿された感想・評価

作品の全てが理解できたかというと、そうではないと言わざるを得ない。それでも尚、面白い作品だった。イングマール・ベルイマンらしく、人間の深層心理に鋭く迫っている。最後のシーンの亡くなる女性の本音が、物…

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Aoyoao
5.0

病気を患っている次女、姉、妹、召使い。
4人の内面の叫びを鮮やかな色彩で抉り出し、
沈黙、神、嫉妬、性、命を強烈に活写した、
イングマール・ベルイマン監督後期の傑作。

冒頭の長い沈黙、
過剰に多用…

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3.2
真っ赤な壁の部屋で、ドロドロ3人姉妹というだけでホラー。とにかく衣装と表情が美しい。台詞が少ないので、予備知識がないと眠くなる。

癌に犯された次女を看取る為に姉と妹は屋敷に帰ってくる。

イメージが強烈すぎる映画だった。舞台となる屋敷はどこも赤で埋め尽くされている。人物達の心境描写ともとれる回想や回顧のシーンの中に…

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sayo
3.8
構図のこだわりを感じた。

寄せたり引いたり、引いたり寄せたりカメラワークが凄く面白かった。

どのシーンも大きな展開は無いけど、印象に残る繊細な演出。
人間の美学が極限まで高まった結果として生まれた作品だが、品位自体が下り坂にある昨今ではもうこのような美しさを抱えた作品は生まれないだろうなぁ!
kuu
4.2
叫びとささやきは反響の関係にある。

𖤐‬ジョン・カサヴェテス《こわれゆく女》

訳が分からない
説明をとことん省いてるせいで登場人物の関係性やバックボーンが見えてこないからなんのためになんの話しをしてるのかが全く見えてこない 知らない人達の口喧嘩だったり奇行だったりを見つめてい…

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